豆知識

焼酎についての豆知識をご紹介いたします。

ブレンダーとは

焼酎の原料は天然物。その年の天候や土壌のコンディションによって原料の出来は左右されます。
ですが、同じ銘柄であれば、私達の手元には常に一定の酒質の商品が届きます。これはどういう事でしょう?
ここで、ブレンダーという役割が必要になってきます。

蒸溜後、貯蔵された焼酎の原酒は、実はそのままでは商品になりません。
蔵で造っている樽・タンクごとにできた原酒を、銘柄にふさわしい風味にブレンドしていき、それに割水を加え度数を調整する事で完成となります。

甕貯蔵

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焼酎の原料~焼き芋~

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通常、芋焼酎を仕込む際には、蒸した芋を使いますが、 焼き芋焼酎はその名の通り、焼いた芋を使って仕込みます。
焼き芋ならではの香ばしさと、甘味・焦げた味を直接感じる事ができます。

原料芋としては、鳴門金時やベニアズマ、種子島紫芋、黄金千貫などの甘味の強いものを使用する事が多いようです。

炭火焼きや石焼など、各種焼き方には違いがあるものの、焼きすぎると雑味が出、焼きが足りないと焼き芋独特の風味が出ないなど、 焼き具合の良しあしで味わいが変わるので、細心の注意が必要な作業となります。

近年の芋焼酎ブームから派生して、焼き芋焼酎の市場も急成長しています。

黒糖焼酎Q&A

黒糖焼酎はサトウキビから造られ、奄美諸島だけが造ることを許されているお酒です。

Q、黒糖焼酎を造る蔵はどれくらいあるのですか?
A、酒税法では、黒糖と米麹を原料にして焼酎を造ることを奄美諸島のみでしか認めていません。
現在、奄美大島10、喜界島2、徳之島7、沖永良部島7、与論島1の5島計27製造場(※)で造られています。

Q、黒糖焼酎とラム酒はどのように違うのですか?
A、原料はサトウキビという点は同じです。
ラム酒は主に中南米や西インド諸島で造られています。同じ蒸留酒ですが、仕込みに米麹を使うのが黒糖焼酎です。
昔の黒糖焼酎の製法はラム酒と一緒でしたが、戦後、奄美諸島が日本に返還される際に税率が高くなってしまうことを回避するため、米麹を使うことで焼酎として認められるようになりました。

Q、製法を教えて下さい。
A、一般的な黒糖焼酎の仕込みは、一次仕込みで米麹を仕込み、二次仕込みに黒糖を用います。二次仕込みでは黒糖を溶解、冷却して一次もろみに加えて発酵させていきます。
生成されたもろみは茶色く甘い香りがしますが、蒸留直前のもろみには糖分がほとんどありません。

Q、黒糖焼酎の味わいは?
A、黒糖焼酎は、日本のラム酒と言われるように、特有の甘味、そしてコクがあるのにすっきりした飲み口を持つ焼酎です。

Q、黒糖焼酎のおすすめ飲み方は?
A、黒糖焼酎の本場・奄美大島での飲まれ方を聞いてみました!
●キレを求めるならばロックで。大きめのグラスに氷を入れ、黒糖焼酎を注ぎます。氷をコロコロしながら味わうと、喉越し・キレが抜群です。
●黒糖焼酎本来の味を楽しむには、ストレートが一番!黒糖独特の甘味を感じられます。
●黒糖焼酎をクラッシュアイスと炭酸で割って飲むのもおすすめです。

一般的にお湯割りより水割やロックで飲むのがおすすめです。

※主な蔵元とその代表銘柄
■奄美大島
奄美大島開運酒造「れんと」、町田酒造・・「里の曙」、西平本家・・「八千代」、西平酒造・・「珊瑚」、弥生焼酎醸造所・・「弥生」、大島食糧・・「緋寒桜」、天海の蔵・・「天海」、奄美大島酒造・・「浜千鳥之詩」、山田酒造・・「長雲」、富田酒造場・・「籠宮」
■喜界島
喜界島酒造・・「喜界島」、朝日酒造・・「朝日」
■徳之島
奄美酒類・・「奄美」、奄美大島にしかわ酒造・・「あじゃ」
■沖永良部島
沖永良部島・・「稲乃露」、新納酒造・・「天下一」、原田酒造・・「昇龍」
■与論島
有村酒造・・「有泉」

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