焼酎のおいしい飲みかた(1)

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○伝統的な焼酎の飲み方
[1] 黒ヂョカのような陶器に水と焼酎を入れて、しばらく置き、水と焼酎を良く馴染ませます。
水は水道水よりも、ミネラルウォーターのようなおいしい水がベストです。水道水は色々な成分が混ざっているのでお勧めできません。
[2] 水と焼酎が馴染んだら直火で燗にします。
[3] 陶器の蓋(ふた)が温かくなる程度(約40度前後)で火から下ろします。
(沸騰しすぎると旨味が逃げてしまいます。)
[4] ぬる燗になるまで冷まします。
[5] ぬる燗程度になったら、よーく混ぜてください。
よく混ざりあった状態で飲んで頂くのが1番ベストです。
[6] 心行くまで味わいましょう。

この飲み方で、お湯割に慣れ親しんでいない方でもスゥーっと喉を通り、さわやかな味わいが楽しめます。 お湯割ってこんなにおいしいんだ!と再認識するはずです。

○お湯割りで飲みたい時、焼酎を先に注ぐか、それともお湯を先に注ぐか。貴方はどっち?
お湯を先にグラスに注ぎ、後から焼酎を入れるのが基本です。
温かいお湯を先に注ぐことで、後から注がれる温度の低い焼酎はグラスの底まで行き渡り、お湯と焼酎がじっくりと混ざりますし、最後まで温かいお湯割りを楽しむ事ができます。
それにお湯を先に入れることでグラスも温めることができ、手に持った時により一層美味しそうに感じることができますよ。
逆に焼酎を先に入れた場合は、グラスの底まで温まりにくく、飲んでいる途中で冷めてしまいます。冷めたお湯割りなんて飲む気がしませんよね。

注)これだけは避けていただきたい飲み方
・やかん、ポット等で沸騰している熱いお湯で焼酎を割ること
温度があまりにも熱いと、匂いがキツく鼻にツゥーンとくることがあります。
(あまりお湯割に慣れ親しんでいない方は特に気を付けてください。)