ロックイメージ

変り種!日本初の「野菜焼酎」を飲んでみた

LINEで送る

麦、芋、米、そば、黒糖、、焼酎といえばこれらの原料が思い浮かぶと思いますが、世の中にはまだまだ色々な焼酎がありますよね。
特に、北海道などは1村1品運動のように各地で地元農産物を使った特産品としての焼酎も多数あり、その原料は じゃがいも、しそ、こんぶ、カボチャ、ごぼう、はたまた行者ニンニクなど多岐に渡ります。

このように、仕込みに使う素材の選択肢が広いのは焼酎の魅力の一つですよね。

そんな中で、今回は最近話題の日本初「野菜焼酎」をご紹介。

深野「野菜ばなし」
蔵元は、熊本県で球磨焼酎を造っている深野酒造さん。
焼酎は「野菜焼酎 野菜ばなし」。
原料はその名の通り野菜。

野菜と一言に言っても、この焼酎のすごい所は、その原料の数、なんと野菜29、穀物7の36種類!
ちなみに、この数は2013年度製のもの。原料に使われる野菜は毎年異なるとか。

ちなみに、2013年度製の原料は、
米(国産)・米麹(国産)・大根・かぼちゃ・きゅうり・タマネギ・トマト・ごぼう・高菜・
オクラ・春菊・ズッキーニ・人参・ブロッコリー・ピーマン・しょうが・ネギ・キャベツ・
かぶ・アロエ・菜の花・ビタミン菜・あわ・にんにく・ミョウガ・ほうれん草・ふきのとう・
小豆・黒大豆・アイスプラント・赤米・黒米・緑米・ラディッシュ・シソの実・エシャロット

ものすごい種類ですね。

しかも、この原料となる野菜は全て、地元人吉、球磨地区の農家の方々に育てられたもの。
その中から、野菜ソムリエが厳選したものを使用しています。

まさに地産地消にこだわった逸品ですね。

そんな日本初となる「野菜焼酎」を飲んでみました。

あくまで、個人の意見です。

香りは、少し野菜の緑を感じます。草原というのか。。

味は、口に含むと最初に野菜の苦味を若干感じます。しかし、舌の奥に行くに連れて、野菜の甘みも感じられ、後口は意外とすっきり。
度数が21度ということもあり、またベースが米焼酎なだけに、香り、味ともに全体的にすっきりとした印象ですが、やはり他の焼酎とは異なる味わいが楽しめます。

これは、意外とクセになるかも。

パッケージもかわいいデザインなので、焼酎好きの女性への意表をついた贈り物としても良いかもしれませんね。

これからも様々な素材が原料として登場してくると予想される焼酎。
味わい、香りのバリエーションがどんどん広がっていく中で、自分の好きな味を見つけ出すのも焼酎を楽しむ一つの醍醐味になるかもしれませんね。