世界で認められた焼酎 2013年受賞作品ご紹介

LINEで送る

『●●コンクール金賞受賞!!』

時々見かけるこんなフレーズ。
世界には権威ある賞がいろいろあり、日本のお酒たちも素晴らしい賞を受賞しています。

いったい世の中にはどんな賞があるのか、どんな商品が受賞しているのか。

そんな蔵元の技が光った、2013年の受賞情報を一部ご紹介いたします!

インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション

通称:IWSC とは
1969年にイギリスで設立。世界で最も歴史のあるアルコール飲料専門の品質・味覚競技会。
現在は欧州最大、ワイン、スピリッツ、リキュールの世界で最も権威のあるコンペティションの一つとして知られています。
世界中から集まった著名な審査員によるブラインド・テイスティングと化学的な分析で選考され、製品は各カテゴリー別に「産地」「種類」「スタイル」「ヴィンテージ」などに分類し、金・銀・銅賞が授与されます。
各カテゴリーの金、銀で最も高い評価、得点を獲得したものには、「アウトスタンディング」の称号が、
そして、各カテゴリーの「金賞アウトスタンディング」「金賞」から、審査員によるテイスティングを通じて、「金賞」がひとつだけなら、その製品に、「トロフィー」が授与されます。
「トロフィー」は、製品が受け取ることができる最高の栄誉になります。

その最高の栄誉となる「金賞・最高賞トロフィー2013」を受賞した栄えある商品がこちら!

本坊酒造(鹿児島) あらわざ桜島 芋 25度

本坊 あらわざ

「薩摩」の芋焼酎として初の「金賞・最高賞トロフィー」を受賞しました。

2009年に「蒸留酒の製造方法」として特許を取得した新蒸留技術・特許「磨き蒸留」を採用し、蒸留もろみに対流をおこす独自技術により、芋特有のコク、旨味、香りなどを、よりなめらかでかろやかな味わいへと仕上げた本格芋焼酎。

―昔ながらの技と新たな技術革新により生まれた焼酎が、世界で権威ある賞を受賞したことは、今後の焼酎造り、そして日本のお酒業界にとっても朗報ですね。

テイスティングコメント
ロックで口に含んだ瞬間は強い印象。濃い荒さを感じる一方で、後口はすっきり。
最初の印象に比べ、飲み続けていくと、どちらかというとすっきり系芋の印象が高まる焼酎。お湯割りは苦手なので悪しからず。

続いては、さらに歴史の古いコンテスト

ロサンゼルス インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション

74年もの歴史を誇るワインとスピリッツの品評会。
世界で名高いジャーナリストや蒸留酒の製造業者などが鑑評を行います。その中のインターナショナル スピリッツ アワードに2013年新たに焼酎部門が開設されました。

その新部門で栄えある最高金賞に輝いた商品がこちら!

繊月酒造(熊本) 川辺 米 25度

繊月 川辺

最高得点を獲得し、Best of Shochuに輝き初回王者の座に君臨しました。

7年連続日本一の水質に認定された清流川辺川の水と、その水で育った美味しい米を用い、そこに繊月酒造の伝承の技が、共演することにより完成した焼酎。ミネラル分豊富な竹炭でろ過することにより、爽やかで透き通った味と香りに仕上げました。

―地産地消に根ざし、日本一の水質から生まれたまさに日本風土代表のようなこの焼酎。受賞はさすがの言葉につきますね。

スタッフテイスティングコメント (ポンスケさんより)
スッキリしているのに味わいがしっかりしているというクオリティーの高さとバランスの良さ。
フルーティーな吟醸香が控えめに香り、深みも感じられます。おすすめは、トロッとした口あたりとキレを楽しめるロックで。

これからも、世界に誇る日本の技として【SHOCHU】がもっともっと広がっていくことを期待します!