焼酎造りは、「男」の世界。300以上ある焼酎蔵元の9割は男性がその責を担っているといわれています。
そんな世界の中、一際輝く女性がいるんです。女性だからこその感性と男に負けないこだわりを持つ
Crafts Women(女性職人)にスポットをあて、焼酎にかける情熱を余すところ無くご紹介します。

東京農業大学醸造科を卒業された明石さん。もともと生まれが明石酒造ということで幼い頃から将来は焼酎造りに携わるということを意識していらっしゃったそうです。
当時の大学の授業は日本酒が中心という中、研究室で独り焼酎の研究をしていたというほどの焼酎造りに熱心な方です。
今回はこの明石ゆみ子さんにスポットをあて焼酎を造るうえでのこだわり、想いについてインタビューしました。

 
美味しい焼酎はお湯割にした時に味はもちろんですが香りがいいですよね。「鼻にスッと入ってきて香りが脳裏に残るもの。」これが良い焼酎だと私は思っています。
男性はもちろんですが特に女性は美味しいものには敏感だと思います。その女性から気に入ってもらえる焼酎。納得して愛飲してもらえる焼酎を子供を育てるように大切に育てていきたいと思っています。
◎明石酒造の焼酎    

 きっかけというか私は明石酒造の生まれでしたから幼い頃から将来は焼酎造りを行うものと思っていました。その為に大学も醸造科に行って焼酎の研究をしましたし、だから焼酎は男社会と言われていても嫌な思いもしませんでしたし、苦労も無かったですね。

そうですね、私にも娘がいますが焼酎以外は飲まないと言っていました。やはり焼酎は色々割って飲むことができますよね。もちろんカロリーが低いとか悪酔いしないというのはあると思いますが、自分でアレンジして飲めるというところがうけているんじゃないでしょうか。
造る側としては焼酎本来の味を楽しんで頂きたいのが本音ですけど、なかなかそうはいかないと思いますので徐々に慣れていって最終的に焼酎本来の味で楽しんで頂きたいですね。

 美味しい焼酎はお湯割にした時に味はもちろんですが香りがいいですよね。「鼻にスッと入ってきて香りが脳裏に残るもの。」これが良い焼酎だと私は思っています。
香りが脳裏に残る焼酎、美味しいものに敏感な女性に気に入ってもらえる焼酎を子供を育てるように大切に大事に育てていきたいと思っています。

 皆様にびしびしと叱咤激励をして頂きたいですね、そうすることで私達造り手ももっとやる気が出てきますし。そして世の中が丸くなるような焼酎、飲んだ後楽しくなるような焼酎を楽しみながら造っていきたいと思っています。
今後とも皆様に納得して頂ける焼酎を研究して造っていこうと思いますので、是非一度明石酒造の焼酎を味わってみてください。


 
 
■編集後記
 明石酒造がある宮崎県えびの市は宮崎県、鹿児島県、熊本県の境界に位置しています。この明石酒造のすぐ近くには地元の人達から「焼酎の神様」といわれ慕われている金松法然というお坊さんを祭ったお堂があります。このお堂に焼酎をお供えすると願い事が一つ叶うということで私達も参拝してきました。地元では明石酒造の焼酎でないと願いが叶わないとも言われているらしいですよ。
話しを伺っている中で学生時代から培ってきた焼酎に関するノウハウと近代的な設備で焼酎造りを行っている明石さんの焼酎に対する熱意がしっかりと伝わってきました。
また明石酒造では造りの半分を女性が携わっているということでした。女性の特性を活かした焼酎造りは明石さんの研究熱心な部分の特徴の一つではないかと感じました。
また、世の中が丸くなる焼酎、飲んだ後楽しくなるような焼酎を造っていきたいというところも明石さんの人柄が表れてる部分だと感じました。

   
 


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