| 焼酎造りは、「男」の世界。300以上ある焼酎蔵元の9割は男性がその責を担っているといわれています。 そんな世界の中、一際輝く女性がいるんです。女性だからこその感性と男に負けないこだわりを持つ Crafts Women(女性職人)にスポットをあて、焼酎にかける情熱を余すところ無くご紹介します。 |
![]() |
|
|
主人の父が経営する会社が酒造会社を引き継ぐことになったのがきっかけですかね。でもそれ以上に焼酎造りをしたいと思った出来事があったんですよね。それが一言で言うと「目に見える感動」というものを体験したからなんです。私は当初、酒造りに関してノウハウがなかったので県の工業技術センターで勉強をしていたんです。その中で発酵の実験がありビーカーの中で酵母がぶつぶつと小さな泡を出してアルコールを造っているのを見た時に「こんな小さなものでも実際に生きているんだな」という実感と感動を体験したことが今の焼酎造りに繋がっていると思います |
| いかに華やかでフルーティな香りを出し、まろやかな酒質に仕上げるか、という事を重視して造りを行っています。 そのために酵母や麹菌は数種類の中から選択しています。そしてぬるま湯の状態に浸かりすぎないように、そして時にはある程度のストレスをかけたり・・・目指す香り、そして酒質にする為に、微生物の気持ちになって非常に細かい管理を行っています。 飲む人の心に伝わっていくお袋の味のような焼酎を醸し出していければと思っています。 「れんと」は、女性がかっこよく美味しく飲むことが出来て更には飲んだ時に女性らしい優しい感じがします。中身だけでなくボトルも女性の立場に立って作って持ちやすい形にしています。癒しの効果があると言われているボトルのブルーの色は、奄美大島の空と海をイメージしています。ブルーは女性が優しくなれて元気になれる色だと思うんですよ。 |
|
![]() ![]() |
| 音楽を振動に変えて焼酎に伝えることにより焼酎がまろやかになるというのが、音響熟成の効果ですね。もともと船積みされていた酒が航海の間ずっと波に揺られ続け、熟成されまろやかな酒になったといわれたのが、この音響熟成の発端なのです。単一な振動よりも自然の揺らぎ(波の揺らぎ、風の揺らぎ)が醸し出す複雑な振動を伝えた方がより効果があるということで、音楽を振動に変え焼酎に伝えているのです。自然の揺らぎが与えてくれたものなのですね。 | |
![]() ![]() |
|
黒糖は多くの体に良い成分を含んでいるんですよ。 例えばカリウムは高血圧予防に、鉄は貧血予防または改善にも繋がります。その他にも、カルシウムやマグネシウムなどを豊富に含んでいます。
また、黒糖の黒い部分に含まれるフェニ-ルグリコシド(3,4,6 トリメキシフェニール-O-D グリコシド)という成分には、糖の吸収を抑制する働きがあります。
更に今、コレステロールを低下させる効果や食物繊維と同じような働きがある等、競って研究されています。 奄美大島に糖尿病の方が少ないのは黒糖の効果も
一つの要因であるという研究報告もあるくらいなのです。 奄美大島は長寿の島です。長寿世界一の(故)泉重千代 さんや本郷かまとさんも毎日黒糖をほおばり黒糖焼酎を
飲んでいるそうですよ。
|
|
![]() |
今は時代の流れ、商品の成長と共に一歩一歩前進していくのが大切だと思っています。今よりも更にいいものを造っていきたいですね。特に女性がかっこよく、美味しく飲めるように、より華やかでフルーティな香りというものを追求していきたいですし今でも研究を続けています。 |
とにかく男性はもちろんなのですが女性が気持ちよく、かっこよく、おいしく飲める焼酎だと思います。これからますます成長した焼酎を造りますので期待していて下さい。 |
|
|
■編集後記
今回、取材させて頂いた渡さんはご自身の焼酎に対する想いを分かりやすくにこやかに語ってくださいました。話しを伺っている中で管理栄養士と女性、二つの立場に立って焼酎造りを行っていると感じました。管理栄養士という立場では黒糖のいいところを引き出しながらヘルシー焼酎造りを行っているというところが印象深く残りました。 また女性の立場では女性がかっこよく、おいしく、気持ちよく飲めるようにボトルの形、色そして香りとすべての面でこだわっているところが強く伝わってきました。 今後も渡さんがどのような焼酎を造ってわれわれにその想いを伝えて頂けるかを楽しみにしたいなと思いました。 渡さんの想いが詰まったこの「黒糖焼酎れんと」を味わってみてはいかがですか? |
||