焼酎ブームと現在
オープンして4年目を迎える焼酎オーソリティ。この間には、全国的な焼酎ブームも到来した。オープンした当初は、焼酎に興味がある人が焼酎を知るために買いに来ていたという。今では、焼酎に詳しい人たちや、又は全く興味がない人(汐留に遊びに来ている人)に二分化している傾向にある。なんとなく知っている、興味があるといった程度の中間層が少なくなった。
以前は、店のおすすめ焼酎として大陳しているものから売れていったが、今では通常の棚に置いているものから消えていく。つまり、お客様が自分で選んで買っている。
流行に敏感な東京の人々。焼酎ブームによって焼酎を飲む人が増えたことは確実だが、本場九州との大きな違いは、各家庭には、未だ焼酎が入り込んでいないことだ。いかにして家庭に焼酎を入り込ませるられるかが、今後のカギとなる。それには家庭の主婦である女性の理解を得ることが不可欠だとも言える。また、飲んだことがない人にもっと飲んでもらうことだ。
焼酎はsho-chuになり得るのか
猪股社長は熱く語る。
「焼酎を売るのではなく、焼酎を飲む文化を発信したい。焼酎の百科事典のような店にしたい。」
半径500m以内に昼間は10万人もの人口を抱える汐留。この場所にお店を構えたのも、東京の焼酎アンテナショップとしての役割を果たしたいからでもある。
果たして焼酎が'sushi''sukiyaki'に次いで'sho-chu'と呼んでもらえるようになれるのか。日本の食べ物3Sと認知されるようになるのか。文化として伝えるためには、今後長い目で見る必要がある。
そう考えると首都、東京の焼酎オーソリティの存在意義は、強いものである。焼酎好きも、飲んだ事がない人も一度訪れてみると良い。 |