ワンウエイ瓶(使い捨て)から繰り返し使えるリユース瓶(再利用)へ。
すでに1800ml瓶(一升瓶)やビール瓶で行われている瓶のリユース(再利用)を焼酎の900ml瓶にも取り入れる事業が始まります。
この事業は、水俣市浜松町の瓶リユース・リサイクル業「エコボ水俣」(田中商店水俣営業所)と環境省の外郭団体「環境生活文化機構」(東京都)が提案した「南九州における900ml茶瓶の統一リユースモデル事業」説明会で発表されました。4月から南九州三県(熊本、宮崎、鹿児島)で始まります。
現在、南九州の焼酎・清酒メーカーは約240社あり、その中で900ml瓶を使用しているのは144社で、全体の60%を占め、その使用本数は1,100万本になります。しかしほとんど全てワンウエイ瓶(使い捨て)で、大半は埋め立て処分するか、破砕して再生瓶の原料にしているのが現状です。
統一リユース瓶は、回収して洗浄すれば、繰り返し使えるように設計されています。ガラス瓶は、原料採掘から瓶製造、流通、飲料消費、廃棄までの一生の間に、環境汚染物質、廃棄物を発生し、大量の資源エネルギーを消費します。統一規格のリユース瓶は、繰り返し使えば使うほど、これらの環境負荷を抑制することができます。
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