焼酎ニュース
泡盛マイスター 沖縄県が資格認証へ:(2007/4/13)

沖縄県は本年4月より、泡盛のソムリエとも言える「泡盛マイスター(名人)」の知事認証を始めました。

社団法人「泡盛マイスター協会」(AMA)の認定資格からの格上げで泡盛の認知度を高める狙いがあります。
泡盛の特徴や歴史、製造方法、料理との相性やテイスティングなど幅広い知識と接客作法を網羅した、いわば「泡盛版ソムリエ」を認証するものです。こうした認定は、通常では社団法人がしており、自治体が認定するのは全国でも例がないユニークな試みとなっています。

これまで、泡盛マイスター協会が主催する資格認定試験として、幅広い知識を問う筆記試験と、利き酒や接客技術を問う実技試験が行われていました。2006年度直近の泡盛マイスター試験には、72人が挑戦。38人が合格しました。(合格率52%)

県がこのたび認証した泡盛マイスター制度は、泡盛に関する幅広い知識と実践的な技能を通じて、泡盛の普及を図り、製造業及び関連産業の振興とともに沖縄の食文化の発展につなげることが目的です。

平成19年度の認証試験(筆記試験)は、本年7月頃の予定です。