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熊本国税局 平成22年酒類鑑評会受賞酒のご紹介(2010/5/24)


熊本国税局酒類鑑評会受賞酒
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■酒類鑑評会とは?
酒類の製造技術の進歩・発展を促し、品質向上を図ることを目的に品質の調査研究を行い、審査成績が優秀であった酒類・製造場・製造責任者に表彰状を授与し、その事績を顕彰するものです。
今回の鑑評会では、熊本国税局管内4県(熊本、大分、宮崎、鹿児島)の清酒と本格焼酎を対象に品質評価されました。本格焼酎の部では260社から564点の出品があり(原料別内訳:芋114社、米40社、麦66社、そば7社、黒糖24社、その他9社)、計111社が受賞しました。

■優等賞を受賞した蔵元の横顔
●高千穂酒造(宮崎)
九州山地の中央部に位置する宮崎県高千穂町で明治35年に創業。原料に対しては、 「人の口に入るもの」を第一に考え、品質管理を徹底しています。また、焼酎の半分近くを占める水にこだわり、数ある天然水から焼酎と最も相性のよい白川水源の天然水を選び使用しています。
受賞銘柄:高千穂黒ラベル(麦焼酎)

●高田酒造場(熊本)
創業100余年、石蔵の麹室、甕仕込みによる「手造り」を続ける蔵元。常圧・減圧蒸留、樫樽貯蔵のほか、球磨焼酎では唯一の「花酵母」の焼酎を商品化。独自の低温発酵など「米を究める」技術の研鑽に努め、米焼酎の「逸蔵逸品」を目指しています。
受賞銘柄:葉心(米焼酎)

●さつま無双(鹿児島)
昭和41年、鹿児島の焼酎を日本に、そして世界へと広めようと県・市・各機関の要望により鹿児島県酒造協同組合による統一銘柄として『さつま無双』が生まれました。焼酎の味を決定するのに重要な水にこだわり、大自然の恵みの伏流水「下田・七窪湧水」を毎日汲みに行き、瑞々しいまま、割り水として使用しています。
受賞酒銘柄:さつま無双 黒(芋焼酎)

●井上酒造(大分)
大分県日田市に位置し創業200余年を誇る清酒と焼酎の蔵です。品質第一に、流行にとらわれず飽きのない焼酎造りを続けています。焼酎の割水には、天領日田の天然地下水を100%使用、原料麦は、二条大麦を使用するなどのこだわりのある蔵元です。
受賞銘柄:初代 百助(麦焼酎)

この他の優等賞を受賞した蔵元、商品は熊本国税局ホームページでご覧頂けます。
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