平成25年1月17日(木)鹿児島県酒造会館にて「平成24酒造年度 鹿児島県本格焼酎鑑評会」の審査が行われ、同年2月8日鹿児島市城山観光ホテルにて「平成24酒造年度 鹿児島県本格焼酎鑑評会」の表彰式が行われました。(鹿児島県酒造組合主催)
「鹿児島県本格焼酎鑑評会」とは、技術と品質の向上と新製品の開発を図るために酒造業界をあげて取り組んでいる年に1度の催しです。
審査は飲みごたえや味と香りのバランスなど総合評価の5点方式で行われます。
今年の芋焼酎は、昨夏の日照不足の影響もあって原料が小振りで生産量・品質面で心配されましたが、各社の経験と技術力で、全般に飲みやすく原料や製造方法の特徴を感じられるものが多かったとの事です。
平成24酒造年度は、甘藷・黒糖・米・麦の原料からそれぞれ136製造場236点の焼酎が出品され、その中でも原料の特性が顕著で本格焼酎としての格調が高いもの117場、172点が優等賞に選ばれました。
総裁賞は9場で、代表として甘藷は霧島町蒸留所の「明るい農村」、黒糖は西平酒造の「珊瑚」、穀類は薩摩酒造頴娃蒸留所御陵蔵の「麦わら帽子」が表彰されました。
また、会長賞は82場で、代表として八千代伝酒造が表彰されました。
受賞者を代表して、古屋社長(霧島町蒸留所)が「これからも経験、知識、知恵に基づく技術標準や作業標準を充実させ、鹿児島の文化、歴史、風土を折り込んだ魅力あふれる焼酎づくりを続けていきたい」と謝辞を述べられました。
受賞されました蔵元の皆様、おめでとうございます!
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