焼酎ニュース
2002年3月14日に天山酒造株式会社(佐賀県) 「甑(こしき)倒し」開催!(2002/03/14)


「甑(こしき)倒し」勇壮に終了する!!ワッショイ・ワッショイ

 2002年3月14日(木)に、天山酒造で清酒の新酒仕込み終了を告げる勇壮な伝統行事「甑(こしき)倒し」が行われ、トモちゃん自ら取材してきました。

 酒造蔵として定評の高い佐賀県にある天山酒造。
しかし、最近では焼酎にも力を入れておられ、清酒つくりで培った技術を生かして、純米焼酎「てんざん」・麦焼酎「温故知新 極 15年貯蔵」も製造されております。

 「甑(こしき)倒し」は、1875年の創業以来毎年行われ、米蒸し桶の甑(こしき)を片付ける節目の伝統行事です。
その年の仕込みが無事に終了できたことへの感謝とお祝いをし、これで本当の正月が来たと喜び合う待望の日なのです。


ねじり鉢巻にはっぴ姿の若い蔵人7人衆が「ワッショイ・ワッショイ」と声を掛け合いながら、新酒の入った樽を乗せたリアカーを引き、沿道の人たちに振舞いながら新酒の終わりを告げていました。本当に迫力ある勇壮な行事で、新酒のほうも美味しく頂きました。

そして、甑倒しの締めくくりは清水の滝に打たれ、心身を清めます。


詳しい内容は天山酒造様ホームページで確認できます。:http://www.tenzan.co.jp/


天山酒造様は焼酎紀行の「お蔵探訪記」でもご紹介しています。