鹿児島県、大口酒造協業組合は、同県菱刈(ひしかり)町に焼酎工場を新設します。平成16年8月に稼働を始める予定です。大口酒造は、芋焼酎の製造・販売を手がけ、「伊佐錦」などの銘柄で有名ですが、昨今の本格焼酎(乙類)人気の拡大で需要に追いつかなくなってきたため、工場を新設することになりました。新工場稼働後は、年間40,000石(7,200キロリットル)もの製造を見込み、大口市の本部にある現在の製造拠点を、品質の調整や瓶詰め用などの施設に転換します。
【大口酒造協業組合の紹介】 昭和45年8月、大口市および菱刈町の酒造会社11社が、酒質の向上、市場の安定、県外出荷をテーマに、製造から販売までを一貫して行う大口酒造協業組合を発足。「伊佐錦」「黒伊佐錦」「金山」をブランドに、県内はじめ全国一円に展開しています。 気候や良質の水など焼酎造りの天然環境に恵まれ、素材や原料の厳選のほか、伝統の技と近代的製法が融合して、その製品に深い味わいを醸し出している蔵元です。 大口酒造のホームページはこちら →http://www.isanishiki.com/