喜多屋は文政年間(1818〜1830年)に清酒蔵として創業。現在では50名の従業員で喜多屋ブランドを支える、地元に愛され続ける老舗蔵です。 創業以来、「主人自ら酒造るべし」という家憲が受け継がれており、社長以下多数の酒造技術者が、杜氏・蔵人と一体となって酒造りにあたっています。近年では清酒だけでなく焼酎造りにも積極的に取り組まれています。 今回は特別に、酒類貯蔵庫の“矢部村金山坑道”を見せて頂きました!
【歴史的資産の有効活用】 八女市内にある喜多屋本社から車で1時間のところに矢部村金山坑道があります。昭和初期に出来たこの坑道は、高さ・幅は約3m、矢部村側の坑道の長さは約2.5kmにもおよびます。この坑道の八女市矢部村側の入口から約500mを酒類貯蔵庫として使用しています。
【世界へ羽ばたく“喜多屋”】 昭和48年、減圧蒸留法を先駆けて取り入れ、従来の焼酎の概念を越えた香りの高い焼酎を開発。以来、現在では米・麦・芋・緑茶焼酎を製造。また、海外輸出も積極的に行っており、アメリカ、台湾、香港、シンガポール、オーストラリア、ブラジル、イギリスの8カ国に清酒、焼酎を出荷しています。 「酒を通して多くの喜びを伝えたい」という創業時の志は今まさに世界へと広がっています。
喜多屋のホームページはこちら http://www.kitaya.co.jp/