焼酎ニュース

黒の伝説がここに甦る・・・鹿児島県、大海酒造 芋焼酎「大海黒麹」(2002/12/04)

焼酎造りに麹は重要な役割を持ち、麹の出来がそのまま焼酎の出来につながります。
元来、焼酎造りに使う麹には清酒と同じ黄麹菌が使われていましたが、温暖な九州の気候には合わず、明治時代に沖縄から入ってきた黒麹菌が一般に使われるようになります。しかし黒麹菌の突然変異である白麹菌が発見されると、作業性のよくない黒麹菌は廃れていきました。昭和40年台に黒麹から白麹に焼酎造りは代わっていったといいます。

昔一般に使われていた黒麹を使って造られたのがこの「大海黒麹」です。黒麹独特のふっくらした香りと、さつまいもの特徴の良く出たコクのある味わいは、本格的に芋焼酎を愛する方に受け入れられそうな味わいになっています。

大海酒造は焼酎紀行「お蔵探訪記」で、詳しくご紹介しています。


大海黒麹
商品名本格芋焼酎
大海黒麹 (たいかいくろこうじ)
度数25度
容量1800ML/900ML
原材料芋・米麹
黒麹
蒸留方法常圧蒸留
飲み方水割かオンザロック、また、お湯割にしますと芳醇な味、香りが際立ちます。
特徴鹿児島、大隈半島で契約栽培された黄金千貫と昔ながらの黒麹を使って仕込まれた芋焼酎。ふっくらとした香りと芋らしいコクのある甘さが特徴です。
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