焼酎ニュース

花から生まれた麦焼酎・・・壱岐焼酎協業組合が2商品を新発売!(2003/02/25)

麦焼酎発祥の地、壱岐に蔵をかまえる壱岐焼酎協業組合。2月に日本で初めて「花酵母」を使った造った麦焼酎「なでしこ」「玉姫」を新発売しました。

花酵母は、もともと日本酒用の酵母として見つけられたもので、焼酎で使用するには、焼酎麹(白麹)の作り出す酸に対して抵抗力がない為、発酵力が弱くなってしまい、もろみ管理が困難となります。この困難を麦焼酎発祥の地である壱岐の酒造りの伝統の技で克服し、麦焼酎としては初めての「花酵母焼酎」を実現しました。伝統の技と、最先端の酵母研究の融合によって生まれたこれまでにない新感覚の焼酎です。

今回使用した花酵母は、東京農業大学短期大学部醸造学科酒類研究室によって、世界ではじめて花から分離した野生の花酵母です。
数種類ある花酵母から、いい香り(吟醸香)のする「撫子(なでしこ)酵母」と、味のしっかりした「日々草(にちにちそう)酵母」を使用しています。

なでしこ
商品名

本格麦焼酎 なでしこ

度数25度
容量720ML
原材料大麦・米麹
使用酵母撫子酵母
特徴撫子(なでしこ)の花から分離した酵母で作られた、日本で初めての麦焼酎。花の香りが逃げないように、ゆっくりと時間をかけて低温で発酵。花からの贈り物である華やかな香りと優雅な味わいが特徴。
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玉姫
商品名

本格麦焼酎 玉姫

度数25度
容量720ML
原材料大麦・米麹
使用酵母日々草酵母
特徴壱岐に伝わる良妻賢母伝説にちなんで命名した、花酵母焼酎。日々草の花から採取した酵母で造った日本で初めての焼酎です。低温でゆっくりとさせる事により、花の香りを思わせる、円やかな味わい。
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