お酒と体〜飲酒運転問題〜
飲酒運転は法律で固く禁止されています。飲酒運転が引き起こす事故は昨今大きな社会問題となっています。ここでは飲酒が体にどのような影響をもたらすか考えてみましょう。
●お酒は体にどのような影響を及ぼすのか?
お酒に含まれるアルコールは、体内に摂取されると脳にまわり、大脳皮質の情動を司る部分を惑わす効果があります。
アルコールは摂取されてからすぐに作用するのではなく、1〜2時間後に最高血中濃度に達します。飲酒している時は酔っている自覚がなくても、時間が経つとともに酔いの程度が進んでいくのです。
1) 視覚・聴覚などの感覚機能の低下
運転で最も大事とされる視覚の機能が減退します。人間は情報の80%を目から取り入れている為、運転に支障をきたす可能性があります。信号を誤って見落としたり、横断している人に気づかないなどの現象が起こる可能性が高くなります。
2) 運動機能の低下
運動機能の低下が起こります。ブレーキを踏もうと思ってからの反射速度が遅くなる為、事故が起こりやすくなる可能性が高くなります。
3) 判断力・注意力の低下
体内に摂取されたお酒は脳に影響を与えます。判断力・スピード感覚が鈍り、スピードを出し過ぎたり、さらに注意力の低下・集中力が持続しないなどの影響を出します。
4) 精神の高揚
普段自分を律していたものが取り払われて開放的になり、精神が高揚する人がいます。このような場合、運転が粗暴になりスピードを出し過ぎるなど非常に危険な状態になります。 もちろん全ての状態が当てはまるとは限りませんが、このような状態で運転することがどれほど危険かは言うまでもありません。
●お酒に強い人は、アルコールの影響が少ないのでは?
これは誤りです。一般的に「お酒に強い人」とは、アルコールを分解する代謝の早い人のことを言います。アルコール濃度が一定に達して現れる症状は、お酒に強い人も弱い人も関係ありません。
●飲酒運転撲滅の三原則
ドライバーは
「お酒を飲んだら運転をしない!」「運転するならお酒は飲まない!」
周囲の人は「お酒を飲んだ人には絶対運転させない!」
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