〜昔は主婦が焼酎を造っていた〜 「杜氏」の語源は、「刀自(とじ)」という言葉に由来すると言われています。「刀自」とは、主婦や女房という意味。その昔、酒造りは女性の仕事で、その製法は嫁から嫁へと受け継がれていました。男性は酔っ払うと口が軽くなり、製法をしゃべってしまうため、焼酎造りは主婦が適任とされていました。 〜杜氏のプロ集団「黒瀬杜氏(くろせとうじ)」「阿多杜氏(あたとうじ)」〜 鹿児島県南さつま市笠沙町の「黒瀬集落」、同じく南さつま市金峰町「阿多集落」から輩出された、焼酎職人の集団。この集落から多くの杜氏や蔵子が全国に出向き、焼酎造りの技術を伝えました。現在では、彼らの多くが高齢化し、その数が少なくなってはいますが、彼らが育てた焼酎は現在でも多く飲み継がれています。 南さつま市笠沙町には「焼酎づくり伝承展示館 杜氏の里 笠沙」という施設があります。黒瀬杜氏の技と本格焼酎文化等を紹介しており、焼酎展示館、焼酎造り伝承工場(見学通路有り)、売店が設けられています。
■焼酎アドバイザー