名瀬でレンタカーを借りて空港方面へ車を走らせること約１時間。慣れない道で少々不安気味に運転。ふと右斜め前を見ると…「あったー！」と思わず声をあげてしまう程ひときわ目立つ３本の巨大な焼酎ビン。そう、この巨大焼酎ビンこそが奄美大島酒造にたどり着いた証し。さっそく蔵の敷地内にある浜千鳥館へと足を運び、郷土料理の鶏飯で舌鼓。その後の取材中、時折かすかに聞こえてくる龍郷湾の波の音。ふと空を見上げるとそこには先ほどの巨大焼酎ビンが空高くそびえ立ち、青空とのコントラストがとても印象的でした。

平成17年に完成した新工場には見学コースが整備されており、黒糖焼酎造りの一連の流れを順路に沿って見学できるようになっています。また、蔵の敷地内には郷土料理を堪能できるレストランや、お土産コーナーが併設された「浜千鳥館」があり、浜千鳥、じょうごをはじめとする黒糖焼酎やリキュール等を試飲する事も出来ます。焼酎造りも学べておいしい焼酎と郷土料理が楽しめる！奄美大島の魅力をたっぷりと堪能でき、観光スポットとしても大人気の蔵元です。

蔵から車で約15分のところに、鹿児島を代表する偉人“西郷隆盛”が暮らしていた「西郷南洲謫居（たっきょ）跡」があります。ゆかりの品や西郷自ら手植えした桜、勝海舟から贈られた碑文などが展示されており、安政の大獄で一命をとりとめた西郷の3年間の生活を垣間見ることが出来ます。

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ホームページはこちら⇒http://www.jougo.co.jp/