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奄美大島開運酒造(以降「開運酒造」)は、奄美大島の中心地名瀬市より車で約1時間、豊かな自然に囲まれた人口約2,000人の宇検村の地で黒糖焼酎を製造しています。平成8年、開運酒造の母体である奄美観光ホテルが、名瀬市内にあった旧戸田酒造所の酒類製造免許を譲り受け、“奄美大島開運酒造”と社名を変え新たな一歩を踏み出しました。 |
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代表銘柄の「れんと」は、それまでの焼酎にはない斬新な味わいと見た目によって、“焼酎=男性”のイメージを覆し女性ファンをも獲得。黒糖焼酎の名を全国へと知らしめる牽引役ともなりました。平成14年には、それまで廃棄処理するしかなかったもろみ粕を環境配慮の面から製品化できないかと試行錯誤した結果、健康飲料のもろみ酢「純美酢」が製品化されました。黒糖焼酎蔵27蔵のうち、開運酒造は設立から約15年と比較的若手蔵元ではありますが、その若き力と知恵が生み出すパワーは、消費者のみならず多方面から注目を集めています。 |
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宇検村民の高齢化に伴う遊休地の解消策として、焼酎の原料となる黒糖を調達する為、サトウキビ栽培を奨励し、さらに平成8年6月には、焼酎工場横に「第3セクター(株)宇検村元気の出る公社」による黒糖工場も操業を開始し、地域活性化を目指し官民一体、原料からこだわった焼酎造りを続けています。 |
黒糖焼酎はその昔奄美の人達からは「黒糖酒」と呼ばれ親しまれていました。黒糖酒のルーツはインド・タイと言われ、産地によって原料は異なるものの、ヤシの実、サトウキビ(黒糖)、米を原料として蒸留酒が作られていました。この製法が約500年前に沖縄に移入され、その後奄美に伝来して製法技術に幾多の改良工夫が加えられ、現在の黒糖焼酎が生まれたと言われています。 |
●お蔵見学については蔵元へお問合せ下さい | ||
【住所】〒894-3301 |
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●奄美大島開運酒造までの道のり | ||
奄美空港から宇検村まで車で約2時間。空港から国道58号線を南に下り、県道85号線を宇検村方面へ約20分。 |
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●お蔵訪問する前に | ||
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。 |