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※今回は、 本坊酒造株式会社津貫工場の有村 政景様と川床 健三様をご紹介します。
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津貫工場、総監督役の有村さんに話を伺いました。 | ||
今から約30年前、本坊酒造に入社された有村さん。工場長になるまでの経緯をお話頂きました。 |
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有村さんの杜氏論を語って頂きました。 |
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本坊酒造では『ひとひろ』『桜岳』などの麦焼酎も生産しています。 「麦焼酎と芋焼酎を比較すると、芋焼酎の方が、手間がかかります。まず原料処理から芋は大変です。しかし個人的に、芋焼酎の方が好きですね。その中でも白麹のものが好みです。飲み飽きしないんですよ。」 |
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工場の総監督役として日頃気を付けられていることを伺いました。 「『整理・整頓・清潔・清掃・習慣』の5Sを従業員には、常々言っています。特に清掃に関しては口うるさく言っていますよ。(笑)口うるさいぐらいでないと良いものは出来ませんから。 原料は国内産で、なおかつ産地を限定したものを使うことを徹底しています。原料も造る環境も良い状態で初めて、皆様に安心して飲んで頂ける焼酎が出来るのです。」 蔵の中は、本当に焼酎製造場かと思うほど、ピカピカ!そして清潔に保たれていました。有村様の心掛けが行き届いている結果なのですね。 |
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製造に携わって38年の川床様にお話を伺いました。 | ||
津貫工場では、手造りかめ仕込みスタイルを採用しています。夜中も麹の様子を見るため蔵に行くことがあると聞きました。 |
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この仕事で大変なことは何ですか? |
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『貴匠蔵』は、平成16酒造年度、17酒造年度と2年連続で鹿児島県本格焼酎鑑評会にて優等賞を受賞しました。事務所には、真新しい表彰状が飾られていました。 「受賞は、励みになります。蔵の若い従業員にとっても、日頃の仕事が評価されたという喜びがあるでしょう。」 香味の調和が良く、原料特性が顕著で格調高いものが表彰されたという本格焼酎鑑評会。『貴匠蔵』は文句なしの受賞であったことでしょう。 |
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