お蔵探訪記
霧島横川酒造株式会社

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※霧島横川酒造株式会社は2011年4月より「出水酒造株式会社」に社名が変更しました。
 
森 誠一  ( もり せいいち)さん
霧島横川酒造株式会社 取締役社長
新しい蔵としてスタート!

蔵は平成18年に開業されたばかりだそうですね。
「当社は開業して3年とまだ歴史が浅い為、蔵・商品ともにネームバリューを高めていく事が第一の目標です。当社の商品は味と品質が高く評価されていますし、自信をもってお薦めします!今後は全国へどのようにしてブランドを普及させていくかが課題。まずは地道に地元での定着を図り、それから全国へ広げていきたいですね。」

森社長
鹿児島県産の麹米にこだわた「微風烈風」
 

鹿児島県内に焼酎メーカーが多数ある中、どのように差別化を図っていますか。
「当社では主要銘柄の『微風烈風』鹿児島県大口産の「伊佐米」を使用しています。伊佐米は食用としても使われている米です。焼酎の製造によく使用されるタイ米よりも3倍ほどコストが掛かりますが、辛口でキレのある飲み口に仕上がるんですよ。」

伊佐米
霧島連山の「3つの恵み」

霧島市は自然に恵まれたところですが、焼酎造りにどう影響していますか。
「やはり何と言っても、清らかな“水”と高品質の“芋”が強みです。
第一に、ここ霧島市は降水量に恵まれ、温暖で肥沃な麓の森林は清浄な地下水を豊富に蓄えています。
第二に、太古から火山活動で堆積している火山灰や火山岩層を長時間浸透する過程で各種ミネラルが供給され、その地下水を焼酎の仕込み水に使用しています。
第三に南九州の温暖な気候と水はけの良いシラス土壌で育った、高品質のさつま芋「黄金千貫」を使用しています。まさに“天”と“火山”そして“大地”の恩恵を受けながら焼酎を造っているんです。自然に感謝の毎日ですね。」


   霧島連山

 
「献魂一滴」の精神で美味しい焼酎を

蔵の焼酎造りにおけるコンセプトを教えて下さい。
「当社は“ダレヤメ”の酒として『消費者がお求めやすい価格で安定供給出来る商品』『毎日晩酌したい旨い焼酎』を造りたいと考えています。五領杜氏をはじめ、蔵の社員が一丸となって商品一つ一つに愛情を注ぎ、“献魂一滴”をモットーに喜ばれる焼酎をお届けします!」

森社長

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