小牧醸造株式会社

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平成13酒造年度鹿児島県鑑評会で優等入賞者に選ばれた小牧醸造。
取材した2001年12月3日には既に今年の仕込みは終えていましたが、一通り蔵の中を見学させて頂きました。
小牧醸造では明治42年の創業以来受け継がれている「甕(かめ)」を使って焼酎を仕込んでいます。蔵内には数多くの風格ある甕が整然と並べられ、蔵内には重厚な雰囲気を感じました。芋を知り尽くし、芋100%の焼酎「一刻者」を造り上げるこだわりと合わせ、貴重な訪問ができました。
小牧醸造のある鹿児島県宮之城町は、近くに流れている川内川の緩やかな流れと澄んだ空気がとても心地良い環境の中にあります。取材中に飲ませて頂いた焼酎が、ただ美味しいだけでなく、それ以上に「深み」を感じたのも当然のことでしょう。

 
今回お話を伺ったのは、社長である小牧世津子様。
とても明るい人柄で、焼酎の事・蔵の事・世津子様ご自身の事など様々なお話を聞く事ができ、また私の質問にも笑顔で答えてくださいました。話せば話すほど人間味に魅かれる世津子さん、実はかなりのお酒好きな上、飲みっぷりが豪快だそうです。取材前日もお店を数軒はしごして飲んでいたとか。
今度は、私達焼酎紀行取材チームも一緒に焼酎片手に語り合いたいと思いました。
 
今回の取材で、より身近になった小牧醸造、これからは芋100%の焼酎「一刻者」のおいしさも一段と増すような気がします。
お忙しい中、取材に応じて下さった、小牧世津子社長を始め小牧醸造の皆様方、ありがとうございました。
 
2001年12月3日
焼酎紀行取材チーム

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