西平酒造の代表銘柄“加那”のネーミングは西郷隆盛の奄美の妻“愛加那”が由来だそうです。愛加那は奄美大島の名門龍家の娘で、西郷隆盛が奄美大島の龍郷で隠遁生活をしていたおりに知り合い結婚。2児を儲けましたが、西郷が鹿児島に帰る時には、島の掟で島を出ることは許されず、二人の子供が本土の鹿児島へ引取られた後も奄美でその一生を送りました。
愛加那は芯の強い女性だったそうですが、わずか3年ほどの結婚生活ののち、家族と離れ一人その生涯を終えたと思うと何ともせつない気持ちになります。しかしその生きた証は西平酒造の造る黒糖焼酎“加那”とともに広く世に発信されています。
※“加那”は奄美の昔の方言で“恋人”、“愛人”という意味。
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