|
大口市には「しょうちゅうの明日を考える会」というお酒やさんの方々で結成された組織があります。大口酒造では、それら伊佐地区のお酒やさん向け限定の焼酎『伊佐舞』を年間400石製造しています。大型量販店やディスカウント酒店が増え、昔からのお酒やさんにとって売上が厳しくなる中、オリジナル焼酎を蔵元が提供することにより手助けをしたいとのこと。原料の米は、地元の伊佐米を使用。寒暖差が激しい地域で作られる伊佐米は名声高いものです。ふるさとの原料だけを用いて造られたこだわりの焼酎です。地元に密着している蔵元の姿勢が伝わってきます。 |
大口酒造から車で30分、東洋のナイアガラと言われる曾木の滝があります。春は桜、秋は紅葉の名所でもあるとのこと。レギュラー『伊佐錦』のラベルデザインはこの曾木の滝の流れをイメージしたものです。この滝、落差はあまりないのですが、川幅が大変広く、ダイナミックさを感じたものでした。 |
お忙しいなか取材に応じてくださった大口酒造の皆様方、ありがとうございました。 |
2006年5月18日 |
焼酎紀行取材チーム |