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鹿児島県、薩摩半島最南端の、枕崎市に本社を持つ薩摩酒造は、昭和11年、薩摩合同酒類株式会社として設立されました。枕崎市の本社以外にも南薩摩に3つの蒸留所と瓶詰め工場を持ち、芋焼酎「白波」を柱としてその他、麦焼酎、発泡酒も生産しています。 |
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明治蔵では、充実した焼酎文化資料館も一つの目玉となっています。昔の焼酎造りの道具、焼酎造りの歴史を伝える史料、数多くの酒器、焼酎伝来のルーツを知るパネルなど様々なものが展示されています。薩摩で芋焼酎が造られるようになったのは約300年前の江戸時代。やせた土壌の薩摩半島のシラス台地は、芋の栽培によく適していたことがここで芋焼酎造りが盛んである所以です。
酒税法による制約がなかった昔は、各家庭で自家用の焼酎造りがたびたび行われていたそうです。 薩摩の芋焼酎は人々の生活に根付き、鹿児島が誇る文化の一つであるのです。 |
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薩摩半島の最南端にそびえる開聞岳の裾野に広がるシラス台地が「さつま白波」の故郷です。薩摩酒造ではこちらの広大な畑で取れるさつまいもを焼酎造りに使用しています。温暖な気候とこのシラス台地が、良質なさつまいも作りに欠かせません。 |
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薩摩酒造の故郷、鹿児島県枕崎市は人口25,000人程の小さな街ですが、かつおの一本釣漁業が盛んで、「かつお」の街として全国的に有名です。それにともない水産加工業も発展。全国の鰹節生産量の4割がここ枕崎で生産されており、全国一の生産地となっています。 |
●お蔵見学できます | ||
【住所】〒898-0025 |
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●薩摩酒造・明治蔵までの道のり | ||
九州自動車道より指宿スカイライン川辺JCTより枕崎方面へ車で40分。国道226号線沿い。 |
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●お蔵訪問する前に | ||
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。 お蔵訪問トピックス |