お蔵探訪記
薩摩酒造株式会社

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芋焼酎文化育む薩摩酒造

今回、薩摩酒造様を訪ねて強く感じたのは「本格焼酎は文化である」いうこと。人々の生活の中に根付き、地元経済の牽引役を担っていたり・・・ただのお酒だと軽視することは出来ません。
特に薩摩酒造様は鹿児島県の数ある芋焼酎蔵元の中でも歴史を持つ由緒ある蔵元です。製造面においては原料に至るところからこだわりを持ち、昔ながらの手造り焼酎も大事にしながら躍進を続けています。
また、焼酎文化資料館からは、鹿児島の芋焼酎文化、ひいては本格焼酎文化を全国の人々に向けて発信していることに非常に感服しました。

蔵内にズームアップ
 
はばたけ!「さつま白波」

昭和50年代前半の第一次焼酎ブームは「さつま白波」ブームとも言われました。6:4のお湯割り飲み(いわゆるロクヨン)を全国に広めたものです。焼酎業界に一定の役割を果たしてきた蔵元様です。しかしその当時と今では状況が全く異なります。現代において、銘柄は倍に増えていますし、芋焼酎の故郷、鹿児島や宮崎以外の地域でもたびたび芋焼酎が造られるようなりました。
そのような中、薩摩酒造では「品質第一」をモットーに、一生懸命焼酎を造っていこうとしています。お客様のニーズを意識しながらも、決して量産しすぎず、品質が安定したおいしい焼酎を提供することを心掛けていました。
鹿児島県ではナンバーワンの売上量を誇る薩摩酒造ですが、数字のNO1ではなく、品質のNO1蔵元でありたいとのこと。是非、全ての面においてNO1をめざし、躍進して欲しいと思います。

薩摩酒造の数々の商品
フォト
 
お忙しい中取材に応じてくださった薩摩酒造の皆様方、ありがとうございました。
 

2005年12月15日

焼酎紀行取材チーム

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