白金酒造株式会社

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美味しい焼酎の飲み方を説明する竹之内さん
竹之内 晶子(たけのうち あきこ)さん
白金酒造 経営者
白金酒造の娘として生まれた竹之内 晶子さんは平成7年から蔵を引き継ぎ国の登録有形文化財に認定された130年もの歴史を誇る石蔵の中で焼酎造りを行っています。
竹之内さんは、昔ながらの製法で手造りという部分にこだわりながら「本当のいも焼酎」「白金酒造みんなで造る」ということを意識しながら焼酎造りを行っています。
また、焼酎界は男社会といわれる中、色々苦労しながら今まで蔵の伝統・味を守り続けてきた竹之内 晶子さんに焼酎に関しての本音をズバリ聞いてみました。
焼酎に携わるようになったきっかけは何ですか?  
今は結婚して竹之内の姓ですが、もともと私はこの白金の家で生まれた娘なんです。父が亡くなった後、蔵を守っていた母が引退したのが焼酎に携わる本格的なきっかけでしょうか。」
お母様が引退された平成7年からここ石蔵で焼酎を造っているそうですが、最初のうちは大変だったそうです。
「焼酎業界、特に鹿児島は男社会で組合に行っても男性ばかりで女性は私を含め2人だけ。そんな中で蔵の主としての責任をまっとうしていく事は並大抵の苦労ではないように思いました。でもこの白金の伝統と味を守っていきたいという想いが今に繋がっているのだと思います。この歴史ある石蔵と共にこれからも白金の伝統と味を後世に残していきたいと思っています。」

焼酎造りに携わるようになったきっかけを話す竹之内さん
焼酎を造る上でのこだわりは何ですか?
焼酎を造る上で原料・水にこだわるのはもちろんですが、それ以外にこだわっているところとしては、「蔵元みんなで造る焼酎」ということを意識付けることですね。杜氏、蔵子、営業など蔵の全員がひとつになってこそ良い焼酎ができると思います。その為に日頃から皆で色々焼酎を飲んで研究し、どのような焼酎を造るかを考えているということです。
ここ3〜4年は意識付けも出来てきて大変良い焼酎造りに繋がっています。これからも皆で力を合わせて造る焼酎「蔵元みんなで造る焼酎」この気持ちを大切にしていきたいと思います。
昔ながらの製法で手造りされた「蔵元みんなの焼酎」の「石蔵」
女性の間で焼酎ブームについての実感はありますか?
「ありますね。男性より女性の方が味わって楽しんで飲んでいると思います。 今の焼酎ブームでは匂いが抑えられていて味も軽くなっているので初めて焼酎を飲む方でも飲みやすいという声を聞きますし、そういう焼酎が流行っていますよね。そうやって女性の中にも浸透していったのではないでしょうか?」最近では焼酎のとりこになった女性から芋焼酎でももっと芋臭いもの、芋の味がするものがいいという声も聞くそうです。
これからもっと焼酎本来の匂い・味のする焼酎のとりこになった女性が増えるのでないかとおっしゃっていました。

「本当のいも焼酎」の仕込み
焼酎がブームになっているのはなぜだと思いますか?
  やっぱり焼酎の特徴でもある他のお酒に比べてカロリーが低いということや悪酔いをしない、更には飲みやすいし手頃な価格というところが理由なのではないでしょうか?
特に女性はヘルシーとかストレス解消には敏感ですからね。そういった面からも焼酎が女性に受け入れられているのではないかと思います。」

焼酎ブームについて語る竹之内さん
焼酎ファンへメッセージをいただきました
  女性はするどいですよね。美味しいものを見つけるのに熱心だし、探究心がありますよね。女性に気に入られたものは男性にも受け入れられると思っています。
うちの焼酎はそういった意味で本当の焼酎を造っていますし、他には負けない焼酎だと自信をもっています。是非一度うちの焼酎を味わってみてください。」

焼酎ファンへのメッセージをいただきました
 

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