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どこの蔵をみてもそうなのですが、焼酎蔵のきれいさには驚きます。大牟禮杜氏が杜氏になって工場内は全て土足厳禁になったそうです。モノ造りにこだわるからこそ、細心の注意を払っています。美しい蔵に美味しい焼酎あり・・・そんな風に思わせてくれる蔵、それが私の大海酒造様の第一印象でした。
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「大牟禮(おおむれ)杜氏は本当に研究熱心です。」同組合の方が口々にそうおっしゃっていました。その新しい物への探究心、挑戦する姿勢が、平成12酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会での優等賞1位受賞に繋がったのだと思います。私はその当時、鑑評会の結果を聞いてたいへん驚いたのを覚えています。「杜氏歴2年目にして鑑評会で1位をとった杜氏」。実際にお会いして話を聞かせて頂き、その多様な焼酎の技術・知識にはまたまた驚かされました。試作品に焼酎も見せて頂き試飲もさせて頂きました。新しい事に次から次に挑戦していく姿は「次はどんな焼酎を造ってくれるのだろう」と期待を持たせてくれる杜氏さんでした。今後もきっと私達をあっと驚かせるような素晴らしい焼酎を造ってくれるでしょう。 |
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蔵を訪問したら必ずお願いすることが、焼酎を飲ませて頂く事です。今回もまさに「蔵出し」の焼酎を試飲させて頂きましたが・・・「美味しい」の一言でした。蔵の中で、その焼酎を造った杜氏さんの前で飲む焼酎は格別です。事前に連絡を入れて見学をすることが出来るそうなので、ぜひ行ってみて下さい。 |
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お忙しい中、取材に応じて下さった、大海酒造の皆様方、ありがとうございました。 |
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2001年9月11日
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焼酎紀行取材チーム
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