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鹿児島県内でもさらに南に位置する志布志町に蔵を構える若潮酒造協業組合を訪問したのは2002年9月11日。秋の気配が見え隠れしそうな時期にもかかわらずまだ真夏のような太陽の日差しに照らされた焼酎取材チームは改めて鹿児島の南国イメージを肌で感じました。
また、若潮酒造協業組合の入り口には南国の象徴とも言える注)ビロウの木が植えてあり今まで訪問した蔵元とは少しイメージの違う「南国の蔵元」という雰囲気を感じました。

注)ビロウは高さ8〜25mになるヤシ科の木で、九州や四国の南部から沖縄地方などに育つ。葉は天狗の羽うちわのように八方に広がって直径1m程になる。

工場内を見渡すと近代的な設備を整えて造りを行っている蔵元だと思っていましたが、蔵を案内してもらっていると今までとは違う光景が目に入ってきました。
それは「木桶蒸留機」「かめつぼ仕込みのかめ」です。若潮酒造協業組合では機械化をすることで安定した品質を維持して焼酎を造っていますが、同時に手造りを導入することによって蔵特有の味を造り出すことにも努力、研究を行っていました。
近代技術のメリット、昔の手造りならではのメリットを最大限に活かした焼酎造りを行っているこの蔵はこれからも私たちを魅了する焼酎を提供してくれると感じました。

 

お忙しい中、蔵の案内及び取材に対応してくださった若潮酒造協業組合の方々に感謝しています。ありがとうございました。

2002年9月11日
焼酎紀行取材チーム

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