お蔵探訪記
深野酒造株式会社

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澄み切った青空に映える深野酒造本店
清流のもとにある蔵元

熊本県人吉市到着。球磨焼酎の本場に足を踏み入れました。深野酒造は、人吉インターから5分足らずの、まわりを緑に囲まれた風光明媚な地に蔵を構えています。
1823年創業開始し、一昨年180周年を迎えました。現在は、年間3,000石の生産量を誇る米焼酎の蔵元です。2004年10月には新しく蔵を増設しました。それまでは年間1,800石程の生産量でしたが、増設により一気に1,200石増石可能になりました。新しい蔵、それまでの旧式の蔵と完全に分業する形態をとっています。

蔵の裏手には、万江川(まえがわ)に流れ込む御溝が流れています。こちらの透き通った水を使い、美味しい米焼酎造りに日々励んでいます。


24個の甕は蔵の大切な財産です
甕仕込み、甕貯蔵の蔵

深野酒造の特徴は、手造り甕仕込み、甕貯蔵を行っていること。江戸時代末期から130年に渡って使われているという24個の土甕(どかめ)が蔵に並んでいます。
この24個という数は、一定量を生産出来る最低限の数であるそうです。割れたり欠けたりして段々数が減ってきているとの事ですが、昔から蔵の財産として大切に扱っています。


自然豊かな球磨・人吉地区

球磨焼酎の事情

深野酒造のある熊本県人吉地区は「球磨焼酎」という地理的表示の出来るブランドを持っています。
球磨焼酎の定義は・・
「①球磨地区・人吉地区の地下水を用いること」
「②米麹を原料として発酵させた一次もろみに、米を加えてさらに発酵し、出来上がった二次もろみを球磨郡または人吉で蒸留、瓶詰めすること。」
と決められています。
球磨焼酎を造っている蔵元は現在28社。「地元の酒」として地域で親しまれてきたものですが、ここ最近の全国的な芋焼酎ブームの勢いに押されつつあると懸念されています。
「地元の人は、あまりにも球磨焼酎が身近にあって、そのありがたみが分からないのでは?」と嘆く関係者もいます。球磨焼酎には500年という長い歴史があります。その伝統を大切に、良質で美味しい米焼酎を造っていこうと各蔵元が頑張っています。


蔵を案内する深野専務

球磨焼酎を広める

球磨焼酎の認知度の向上、魅力を知って欲しいとの思いから深野酒造本店は各地で行われる焼酎展示会やイベントに参加しています。これまでに、遠くは北海道まで出かけ、現地の人に大変喜ばれたそうです。北海道及び、東北地方はどちらかと言うと日本酒を嗜む傾向が強い地域です。本格焼酎の中では、一番味が近い米焼酎をきっと受け入れてもらえる!とのひらめきがあったそうです。
世界的な食品コンクール、モンドセレクションにも出品し、米焼酎『彩葉』は2001年、2002年と金賞を受賞しました。これについて深野酒造は、受賞が目的なのではなく、「誠実に米焼酎を造っている」という事実を世間にPRしたいということです。

アクセスマップ
九州地図深野酒造へはこちら ●お蔵見学できます ※要問い合わせ

【住所】〒868-0026
熊本県人吉市合ノ原町333
【TEL】0966-22-2900
【FAX】0966-22-2982

●深野酒造までの道のり

九州自動車道人吉IC下車後、国道33号線を八代方面へ約5分。

●お蔵訪問する前に
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。 お蔵訪問トピックス

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