房の露では樽貯蔵に昔から精力的に取組んでいます。「球磨地区では当社が一番初めに取組んだと思います」と房の露の上田部長。樽貯蔵米焼酎「しょうエクセレンス」、「しょう」「樽しょう」等、その樽から生み出される焼酎の数々は、まさに珠玉の本格焼酎なのではないでしょうか。今もなお、蔵の中には何十年ものの焼酎が樽の中で静かに眠り、その出番を待ち続けています。
球磨焼酎は世界の銘酒と肩を並べています。 国際的に通用する酒類の「地理的表示を保護する法律」により日本では始めて「球磨」ほか二地域の焼酎が産地指定されました。(他には沖縄の「泡盛」、壱岐の麦焼酎「壱岐焼酎」が産地指定を受けています。) これにより、球磨焼酎の原産地は保護指定され、人吉球磨地方以外で製造されたものには球磨という産地名を使用できなくなりました。人吉、球磨地方には焼酎蔵が28社あります。その中でも房の露は老舗として、原料・水の全てにこだわり、その揺るぎない選別の中で磨かれた焼酎造りを追求し続けます。