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明治35年(1902年)に創業した高田酒造場。蔵がある熊本県球磨郡は日本三大急流の一つ「球磨川」が流れる自然豊かなところ。高田家は代々球磨郡の地主で、9代目の高田官治氏が焼酎製造業に着手しました。
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高田酒造場ではナデシコ、つるばら、シャクナゲ、アベリアなど12種類の野生の花酵母を使用した常圧、減圧蒸留の焼酎を製造しています。花酵母を採用しているのは、28軒ある球磨焼酎の蔵の中で高田酒造場だけ。現在12代目の高田啓世氏が、10年前に母校である東京農業大学の研究室より酵母を持ち帰ったことから始まりました。 |
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高田酒造場では昭和59年より樫樽貯蔵に着手。一般的に使われるホワイトオーク樽、リムーザンオーク樽の他、コニャック樽、シェリー樽、スコッチ樽、合わせて約50個の樽を所有しています。原酒をブレンドしながら酒質を調合し熟成させるには、大変な手間と時間が掛かります。樫樽貯蔵にこれだけこだわりを見せる焼酎蔵は珍しいと言えます。 |
高田酒造場は平成15年に鉄筋2階建ての仕込み蔵を新しく建て替えました。地元産の杉を活用し、新築でありながら以前から建っているような外観。樫樽貯蔵庫ができ甕の数も増えるなど、より機能性を高めました。 |
| ●お蔵見学については蔵元へお問合 せ下さい | |
【住所】 |
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●高田酒造場までの道のり | ||
肥薩線人吉駅より車で約20分、九州自動車道人吉I.C.より約15分。 |
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●お蔵訪問する前に | ||
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。
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