お蔵探訪記
豊永酒造

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豊永酒造看板
米焼酎造りの始まり

豊永酒造は明治27年、初代豊永鶴松氏によって熊本県球磨郡湯前町にて創業しました。当時から稲作が盛んであったこの地域で、何とかこの米を有効利用したものが出来ないかと考えた末、酒類製造免許の規制緩和も相まって、米焼酎造りが始まりました。豊永酒造は当時から自社田を持ち、そこで出来た米で仕込んだ焼酎「都鶴」(初代鶴松氏、球磨郡の支流・都川から命名)を発売しました。大正時代は味噌や醤油も製造していたそうです。
昭和19年に火事で蔵が全焼という不幸にもみまわれましたが、その難を乗り越え、現在では数少ない「手造り」にこだわり続ける蔵元であり、焼酎の原料にもこだわりを持っています。創業の思いをより一層深め、「有機球磨米」を原料とする「豊永蔵」を中心とする焼酎造りを続けています。

球磨焼酎ロゴマーク
球磨焼酎とは

熊本県球磨地方は肥沃な土壌で古くから稲作が盛んなところでした。500年前に、この地に大陸から醸造技術が伝わり、米を原料とした「球磨焼酎」が誕生しました。現在でも、その技術と伝統を受け継いだ28蔵元がこの球磨地方で球磨焼酎を製造しています。
このように歴史と伝統ある球磨焼酎は、地理的表示(※)が認められた産地呼称の焼酎を指します。ウィスキーやスコッチ、ボルドーなどと同様に、地名を使用することの出来るお酒であることを世界的に認められているブランドです。※「地理的表示」については、こちらをご参考下さい。

<球磨焼酎の製造要件とは>
米麹及び球磨川水系の地下水を原料として発酵させた一次もろみに、米及びその地下水を加えた二次もろみを、熊本県人吉市とその周辺の球磨地方にて単式蒸留機で蒸留し、かつ容器詰めすることとなっています。

豊永酒造の煙突
歴史と趣を感じる蔵元

蔵の敷地面積は1,000坪と決して広いとは言えないものの、社長を含め4名体制で手作業の焼酎造りを行い、年間750石(1升瓶だと75,000本分)を出荷しています。造りは昔ながらの石室、甕を使い、熟練した蔵人の五感による手造りで行っています。創業当時からの煉瓦造りの煙突が印象的です。

有機球磨米を使用した銘柄 有機球磨米への取組み

主力商品の中には、原料として有機球磨米が使用されています。この有機球磨米は1986年から自社で栽培し、現在では自社田と16軒の契約農家で耕地面積20ha、年間60tの米を生産しています。また、常に最高の原料を作るために土壌分析、有機肥料作りも契約農家と共同で行っています。2001年にはオーガニック認証制度が開始され、自社田はじめ契約農家は全て認証を受けています。正真正銘「安心・安全」な焼酎造りを行っています。


アクセスマップ
九州地図 地図 ●お蔵見学できます(要予約) 

【住所】
〒868-0621
熊本県球磨郡湯前町1873番地
【TEL】0966-43-2008
【FAX】0966-43-4354

●豊永酒造までの道のり
くま川鉄道湯前町駅より徒歩5分。九州自動車道人吉I.C.出口を左折、湯前方面へ約45分。
●お蔵訪問する前に

お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。
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