小牧醸造株式会社

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本当によく晴れた日で、運転も順調順調。大きな道を一本入るとのどかな農道に突入。先導して下さった車(房の露の方が案内して下さいました)が、とある門の中に入っていきました。看板が無かったからか、一瞬「ここかな?」と思ってしまいましたが、蔵元のシンボルである煙突とタンクが敷地内から顔を出しているのを見て、堤酒造と確認。なんとなく一安心?しました。

 
蔵内に入ると大きな蒸留機を発見。ここ堤酒造では常圧蒸留用と減圧蒸留用の蒸留機が二機あります。常圧と減圧、両方の焼酎を飲ませて頂きましたが、ここまで味の違いがするものとは思いませんでした。常圧はどっしりしたコクのある濃い飲み口、減圧は非常に軽快な飲み口。どちらも個性がはっきりと表れていました。蒸留でこんなに変わるものかと再認識させられました。
製造工程に沿って、蔵内を案内して頂きました。本当に昔ながらのものを使って造りをされていて、手間も時間もかかるだろうな、と思ったのが第一印象。でもその分職人の手でしっかり心意気を込めて造られているのが感じられました。実際の作業を見る事は出来ませんでしたが(午後に行きましたので)仕込まれた焼酎を見てそう感じました。厳選された米で仕込まれた焼酎は、真っ白で、甕の中で今か今かとその旅立ちを待っていました。
 
「球磨」←なんて読むか分かりますか?九州の人であれば「くま」と読む事が出来るそうなのですが、本州の方は時々「たま」と読んでしまうらしいです。(小場部長が言っていました。)「たましょうちゅう」・・・読めなくもないですが九州人の私としては不思議な感じを受けます。漢字の読み方というのは難しいものですね。
 
 
 
お忙しい中、取材に応じて下さった、堤酒造の皆様方、ありがとうございました。
 
2002年11月21日
焼酎紀行取材チーム

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