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今回の「明石酒造」様の蔵元訪問はいかがでしたか?明石酒造様は機械化が進んだ蔵元様でした。

面白い昔話をお伺いしてきました。
宮崎県えびの市で、不思議なお坊さんの逸話が残っております。金松法然様といわれ、えびの市栗下の人達に慕われている「焼酎の神様」のことです。「私が死んだら焼酎を供えて一つだけ願いを立てろ。叶えてやる。二つ以上は叶わぬぞ。欲張りはいかん。」こう言い残して世を去りました。安永6年(1778年)のことです。。その後、
墓石に焼酎をかけて、願を立てる県内外からの参拝者は後を断ちません。その焼酎が明石酒造の「明月」です。地元の人達の間では、「明月でなければ願い事はかなえられない。」と言われるほど、地域に溶け込んだ商品になっています。
楽しい昔話ですね。そのような古い歴史のある焼酎だと知って、びっくりしました。
麹に自社米を使用している
「めいげつ 酣々(かんかん)」について、他の商品に関しては麹に使用する米はタイ米を使用しますが、粘り気のある自社米で麹を造ると、麹を作る際にだんご状に固まってしまい大変手間がかかるそうです。でもそのような手間隙かけても、香り等が素晴らしく良く仕上がることから「めいげつ 酣々」は麹に自社米を使用しているのです。
原料の芋となる「黄金千貫」について、私は今まで紅いサツマイモをイメージしていました。(皆さんもそう思って入た方も多いと思いますが…)ところが見てびっくり!白く金色掛った、ちょっと硬そうでした。(だから黄金千貫って言われているですね)でも水分をあまり含まない芋の方がでんぷんが多くて、焼酎造りに適しているんだって。なるほど!
「杜氏になって良かったなと思うことは?」
杜氏である川野様:「自分で仕込んで市場に出回った商品を、自分の手に持った時」だそうで、それをしかもお客様がレジに持って行ったのを見るとなんとも言えない喜びを感じるそうです。また、精魂込めた商品であるから、きっと満足していただけるという期待も同時に感じるんでしょうね。
「これからどんな焼酎をつくっていきますか?」
杜氏である川野様:「若い方でも飲んで頂ける焼酎造りを目指す」と話して頂きました。やはり芋焼酎と言えば「芋臭い」というイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、芋焼酎の良い香りを残しつつそのイメージを変えるような軽めの芋焼酎を目指されるそうです。製造方法による温度の管理、蒸留方法、ろ過の仕方によって伝統的・軽めの焼酎を造り分けることも出来ると話して頂きました。(詳しい内容を聞こうと試みましたが、企業秘密ということで教えてもらえませんでした。残念!)
実は明石酒造様の営業も経験されていたという杜氏の川野様。営業を経験する事で酒販店様、消費者の方々に有意義な意見が伺う事ができ、その経験を焼酎造りに活かされているそうです。どんな焼酎が好まれるのか、色々試行錯誤しながら焼酎造りに励んでいることがひしひしと伝わってきましたよ。
川野様(杜氏)は今年で32歳。前回ご紹介しました藤居醸造様もほぼ同世代の方でした。伝統的な焼酎の良い所も継承しながらさらに新しい焼酎の方向性も創っていこう!という本当に楽しみな焼酎の未来が待っているような気がしますね。皆さんはどのように感じましたか?ご意見お待ちしています!
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