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「きっかけというか私はもともと明石酒造の生まれでしたから幼い頃から将来は焼酎造りを行うものと思っていました。その為に大学も東京農業大学の醸造科に行って独り焼酎の研究をしました。今思い返せば、私にとって大学時代はとても充実していた時間でしたね。このような環境で育ってきましたから、焼酎は男社会と言われていても嫌な思いもしませんでしたし、苦労も無かったですね。」 それだけ焼酎に対する想いを当初から強くもっていらっしゃったのでしょうね。 |
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「美味しい焼酎はお湯割にした時に味はもちろんですが香りがいいですよね。『鼻にスッと入ってきて香りが脳裏に残るもの。』これが良い焼酎だと私は思っています。 また、美味しいものに敏感な女性に愛飲される焼酎を造っていきたいですね。女性に愛飲される焼酎は当然男性にも受け入れてもらえると思います。」 女性ならではの観点で焼酎を分析した明石さんならではの焼酎に対するこだわりが感じられました。 |
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「今の焼酎ブームの要因として、焼酎は色々割って飲むことができるというところじゃないですかね。もちろんカロリーが低いとか、悪酔いしないというのはあると思いますが、自分でアレンジして飲めるというところがうけているんじゃないでしょうか。 造る側としては、焼酎本来の味を楽しんで頂きたいのが本音ですけど、なかなかそうはいかないと思いますので、徐々に慣れていって最終的に焼酎本来の味で楽しんで頂きたいですね。」 |
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「皆様にびしびしと叱咤激励をして頂きたいですね、そうすることで私達造り手ももっとやる気が出てきますし。そして世の中が丸くなるような焼酎、飲んだ後楽しくなるような焼酎を楽しみながら造っていきたいと思っています。 今後とも皆様に納得して頂ける焼酎を研究して造っていこうと思いますので、是非一度明石酒造の焼酎を味わってみてください。」 笑顔で答えて頂きましたが、言葉にはこれからもっと美味しい焼酎を造るという意気込みが感じられました。 |