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 古澤 昌子(ふるさわ まさこ)さん
古澤醸造 造り手


単純なんですけど、古澤醸造に男の跡継ぎが生まれなかった事がきっかけになると思います。私は長女だったこともあり、子供の頃から「跡取りになるのは自分だ」と思っていたので、今の造り手という立場は当然の事だし、女性だからの苦労も無いと思っています。とおっしゃっていました。
私の場合、「ひたすら、顔を見ながら・音を聞きながら、良い焼酎に育つのを祈る」事ですね。
 焼酎は仕込みの過程で様々な表情を見せてくれます、それを見つめ続けていれば、焼酎の気持ちがわかるような気がするんです。焼酎は生き物ですから、やはり手をかけて育てていくことを忘れずに、励んでいます。
話しを伺っていると昌子さんは楽しみながら焼酎造りを行っているんだなと感じます。でも生き物である焼酎の表情を見分けるには長年の経験・苦労・研究を重ねたからこそなのかもしれません。
  
自宅で晩酌に飲んでもらえるような焼酎を作り続けていきたいと思います。
高価な焼酎・希少な焼酎ではなく、どこの家庭でも気軽に毎晩飲めるのが焼酎の良さであり、伝統だと思っています。
「楽しい焼酎」であれば一番良いですね。

できるだけ多くの方に古澤醸造で生まれた手造り焼酎を愛飲してもらいたいという想いが伝わってきました。
昔に比べ、食生活というか食べ物自体が変わってきているのも、焼酎が受け入れられる一つの理由ではないでしょうか。焼酎はどんな料理にも合いますし、食前・食中・食後と問わずおいしく飲めるお酒です。悪酔いもしないし健康的だとも言われています。
 いろんな理由があるのでしょうが、とにかく少しでも多くの方に焼酎を飲んでもらえるのはうれしいですね。
とにかく多くの人に本格焼酎を飲んで欲しいですね。焼酎の味を知って頂ければ、美味しさが必ず伝わると思っていますから。
また、最近の焼酎ブームもあって女性ファンが増えてきたことはうれしいことですね。私は産まれた頃から焼酎で育ちましたが、それでも旬のカツオや解禁になったばかりの伊勢えびが夕食の食卓に並ぶ時は、焼酎を飲める事に幸せを感じます。そんな喜びを多くの女性に感じて欲しいと思いますから。
是非、古澤醸造の手造り焼酎を飲んでみて下さい。

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