お蔵探訪記
霧島酒造株式会社

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霧島酒造本社
霧島酒造の生い立ち

宮崎市と鹿児島市の中間に位置し、宮崎県の中核都市として栄える宮崎県都城市。この地で霧島酒造の前身、「川東江夏商店」が1916年に本格焼酎の製造を開始。1949年に現在の霧島酒造株式会社として設立され、江夏順吉氏が社長に就任しました。順吉氏は本格焼酎の名付け親と言われており、霧島酒造の基礎を築くと同時に、宮崎の本格焼酎文化の育成に努めました。
創業以来約90年、「品質こそ最大のサービス」の精神で本格焼酎を生産しています。現在では、年間15万3千石(2003年暦年)を生産する全国第3位の焼酎メーカーとなりました。

霧島酒造志比田工場 霧島酒造志比田工場

今回取材を行ったのは霧島酒造の志比田(しびた)工場。観光施設、霧島ファクトリーガーデンの敷地内に位置するこの工場の特徴は、全工程建屋が分かれている完全独立型である事です。これによって、雑菌が侵入しにくい環境をつくり出し、雑味のない焼酎を造る事が可能になります。
ここでは、霧島裂罅(れっか)水と呼ばれる良質で豊富な地下水を汲み上げ、焼酎造りに必要な水の全てをまかなっています。この水が、品質の良い焼酎造りの最大のポイントとなっています。全国32箇所の美味しい水の一つにも選ばれた霧島裂罅水。霧島酒造の命の水とも言えるものです。

原料芋のこだわり 厳選される原料芋
「品質こそ最大のサービス」を信念とする霧島酒造は、焼酎の原料であるサツマイモにも妥協を許さない姿勢を貫いています。まず、芋農家で選別された芋が霧島酒造の工場内に入ってきます。受け入れ体制が厳しい事でも有名な蔵元なので、元々良質のサツマイモが得ることができます。それほど人をかける必要がない選別工程が印象的でした。
霧島酒造では、毎年7月中旬の製造期を前に、契約農家のサツマイモの収穫量を調査しています。また、芋の出荷業者を集めて、年3回甘藷会議を実施し、各地区の栽培状況や、勉強会を行っています。農家とのコミュニケーションを密にし、さらに農家さんと共に発展する関係を築いていきたい考えです。
サツマイモ農家の方の協力があってこその芋焼酎造り。芋焼酎の舞台裏には、様々な人の汗が染み込んでいるものです。
宮崎の『霧島』は20度! 『霧島20度』画像
全国の人に愛されている芋焼酎『霧島』『霧島』に限らず焼酎といえば、25度が普通ですが、ここ宮崎で飲まれている焼酎は20度が一般的です。霧島酒造でも、20度、25度両方の焼酎を製造しています。宮崎の焼酎が20度である訳には、興味深い歴史があります。戦後、宮崎では安い密造酒が横行しました。この密造酒を一掃する為に国税庁が特例として20度の焼酎の販売を認め、税制を優遇したいきさつがあります。現在ではこのような特例措置はなくなりましたが、20度焼酎文化は宮崎の地に根付いています。宮崎を訪れた際には20度の焼酎を是非お試しを!
アクセスマップ
九州地図 霧島酒造志比田工場近郊地図 霧島ファクトリーガーデン
焼酎まつりの様子
霧島ファクトリーガーデンは、レストラン、ショップ、多目的ホール等の文化施設、ビーチバレーコート、そして志比田工場を持つ、都城の観光スポットです。地域に根ざし、人々に愛される場を提供する目的から創業80周年を迎えた1996年にオープンしました。毎年、4月と11月には霧島まつりを開催。地元の方、県外の方においても好評を博しています。
●住所 ●霧島酒造までの道のり ビデオ上映のご案内
【住所】〒885-0093
宮崎県都城市志比田町5480
【TEL】 0986-22-2323
【FAX】 0986-25-8474
◎都城ICを降りて、国道10号線を鹿児島方面へ車で約20分。
◎JR日豊本線都城駅より車で約10分。
志比田工場隣、霧の蔵ブルワリーホールにてビデオによる説明あり。(要予約)
※工場内見学は出来ません。

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