お蔵探訪記
すき酒造株式会社

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川野 晃司( かわの こうじ)さん
すき酒造株式会社 杜氏 
伝統を継承する

川野様はこの仕事に携わり、まだ1年目の方です。2004年8月、蔵が改修されたのをきっかけに、すき酒造で 初めて焼酎造りに携わりました。どんな感想をお持ちでしょうか?
「永年の伝統的な焼酎造りを受け継ぎ、最新のデーターを加味、すき酒造の良いところから悪いところまで把握して、最後まで気を抜かず頑張って行きたいです。楽しんでこの仕事に携わっています。
試留(発酵したもろみのアルコール分を蒸留する前に検定)しながら、今回はアルコールは少ないな、 今回はたくさん出そうだと肌で感じていき、よりいっそう体得していきたいです。」

すき酒造株式会社 杜氏 河野晃司さん
焼酎造りで大切なこと
 

焼酎造りで大切な事は何ですか。
「温度管理、雑菌の管理、この2つです。毎日、これらの事に気を使います。」

「機械を少し取り入れることによって、初めての私でもできた部分はありました。以前は杜氏が24時間張り付いていたこともあったそうです。機械がするなら、杜氏という職業はいらないのではと思われますが、そんなことはないと思います。目視や嗅覚によるチェックは、やはり人の手が必要です。
焼酎は菌によって生成される生き物でありますから、我々も気を抜くことはできません。」

ご苦労を感じさせない笑顔で終始語って頂きました。

すき酒造蔵の様子
『宗一郎』のセールスポイント
  すき酒造の代表銘柄『宗一郎』の良さについて教えて下さい。
「昔からの蔵付き酵母を大事にし、ろ過も最小限にとどめ、飲みやすい焼酎ではありませんが、その独特のクセが風味となっています。小さな蔵の良さが出せているのでしょうか。この良さを今後も失わずに造っていきたいと思います。
すき酒造の焼酎は、ラベルが多少斜めに貼ってあったりするかもしれませんが、これはラベル貼りを手作業で行っている為です。そんなところも愛嬌があるのではないかと思っています。」
『宗一郎』今昔ボトル瓶
すき酒造フォト
                                                    

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