お蔵探訪記
雲海酒造株式会社 五ヶ瀬蔵

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五ヶ瀬蔵外観
雲海酒造の生い立ち

宮崎県を代表する蔵元である雲海酒造は、昭和42年、五ヶ瀬酒造有限会社として宮崎県五ケ瀬町で創業を始めました。昭和53年に雲海酒造と社名を変え、その後現在まで急成長を遂げています。現在では、五ヶ瀬に加え、綾・高千穂・高岡(いずれも宮崎県)、鹿児島、北海道まで全6つの蔵で本格焼酎を中心とした酒類の製造を行っています。
今回取材を行いました宮崎県五ケ瀬蔵は、雲海酒造発祥の蔵です。小高な丘の斜面に建つ五ケ瀬蔵は、まわりを緑に囲まれた自然豊かな環境に建っています。年間200石の生産からスタートしましたが、現在では全製造量の約4分の1の年間4万5千石を製造するそば焼酎主力の蔵です。


タンクと仕込まれる焼酎画像

五ヶ瀬蔵はこんなところ

焼酎造りがもともと盛んであった宮崎県五ケ瀬町。当然、焼酎愛飲者も昔から現在に至るまで多い土地柄です。鹿児島県で「酒」と言えば「焼酎」を指すということは随分と知られてきましたが、ここ宮崎県でもそれは当てはまります。
標高500〜600メートルのところに位置する五ヶ瀬町は、温暖な宮崎県のイメージとは打って変わって、夏は涼しく冬は寒い気候にあり、この気候が焼酎造りに適する環境を造り出しています。比較的寒冷な気候の為、酵母が発育する適温を保つことができるのです。
焼酎の源泉となる水は、軟水系の水を使用しています。
良質な水とこの地の気候が雲海酒造の焼酎のベースを造ります。


そば焼酎誕生秘話を語る

そば焼酎誕生秘話

ここ五ケ瀬では、昔から焼畑農業を行っており、そこでそばを栽培していました。何か新しい原料を使って焼酎を造ろうとしていた矢先、目をつけたのがこの「そば」でした。初めてのそば焼酎造りは一筋縄では行かず、製造技術を始め試行錯誤を重ねる日々が続きました。仕込み始めて半年が経つ頃には熟成が進み、良い味に仕上がっていました。
雲海酒造が目指した焼酎は、クセはあまり強くなく喉ごしが良いもの。見事そのようなまろやかな味わいのそば焼酎が完成しました。そして昭和48年10月、そば焼酎『雲海』が全国に向けて発売されました。そばは現在でも五ケ瀬町の特産品です。五ヶ瀬町だからこそ生まれた焼酎、そば焼酎のふるさとがここにあります。


雲海・神々の里貯ぞう蔵

神々の里貯ぞう蔵

五ヶ瀬蔵から車で30分弱・・五ヶ瀬町の隣の高千穂町には「雲海・神々の里貯ぞう蔵」があります。2つの大きなトンネルを焼酎貯ぞう蔵にしたものです。ここでは長期貯蔵の焼酎が眠っています。このトンネルは、熊本県高森町と宮崎県高千穂町を結ぶ高千穂鉄道用のものとして着工されたのですが、途中で工事は凍結されそのまま残りました。それを有効活用しています。トンネル内はひんやりとしていて樽風味の焼酎の香りが漂っていました。内部は年間を通じ15〜16度に保たれていると言う貯蔵に最適な環境です。
人里離れた静かなトンネルに眠る焼酎・・ちょっぴり神秘的な雰囲気を醸し出しています。貯蔵された焼酎からはロマンの香りが漂ってきそうです。第一トンネルは樽貯蔵、第二トンネルは甕貯蔵の焼酎が時間をかけてここで熟成されます。お客様から依頼を受けた『マイカメ』と呼ばれる焼酎もここで貯蔵されます。出来立ての原酒をそのまま甕に入れて熟成させ、数年後自分だけのオリジナル焼酎が出来上がるのです。誕生日の記念や子供の成人のお祝い用にと頼むお客様もいるそうです。

アクセスマップ
九州地図 雲海酒造五ケ瀬蔵へはこちら ●お蔵見学できます ※要問い合わせ

【住所】〒882-1203
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所2164番地
【TEL】0982-82-0123
【FAX】0982-82-0346

●雲海酒造 五ヶ瀬蔵までの道のり

熊本県松橋(まつばせ)ICから218号線で延岡方面へ。ICから1時間ほど。

●お蔵訪問する前に
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。 お蔵訪問トピックス

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