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「焼酎造りをしていて喜びのほうより悩みの方が多いですね(笑)何時の年代でも悩んでばかりです。」と笑っておっしゃる長田社長。「どんな焼酎が受け入れられるのか」日々考えていらっしゃるそうです。「生産者が精魂込めて造ったものか?大量消費する年齢層の好むものか?商売的に進むべきか?文化財的なもので良いのか?等悩みは様々です。」甲類焼酎がブームである時に、「壱岐の華」の焼酎をどの方向で造っていき、売っていくべきか非常に迷ったそうですが、最終的には常圧蒸留にこだわった焼酎を造り続けていこうと決心をされたそうです。「常圧蒸留は原料そのものの旨みが出ます。うちの特徴が出る為、他所と同じ味になることはありません。差別化をはかる意味でも、決断に間違いはありませんでした。」 |
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平成12年に蔵を全面改装して、全国で4台目という全自動製麹機を導入したのも、常に自分の理想に向かってチャレンジし続ける社長の姿勢を伺う事ができます。「理想の製品を造る為には、設備、機械、器具、等が自分の望むものに適合したものにしなければ出来ません。設計屋、機械屋が考えたのではなくてですね。ですから、これまでの知識と経験を全て集結させ、自分自身で工場、機械の設計に携わりました。」確かに、この蔵は全てが計算されています。「焼酎造り」を熟知しているからこそ成せる技なのでしょうね。 |
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そんな長田社長の理想とする焼酎は?とおたずねしたところ「常圧蒸留の製品で芳醇な香り、糖ではない麹の成分から出る甘味のある焼酎でありたいですね。」とのこと。また「自社の製造可能な量の販売量を目的としています。」と、その販売政策についてもこだわりを持っています。自分が納得する商品を一番美味しい時に飲んでもらいたいという、社長の気持ちが表れているような気がしました。 |