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昭和60年6月18日、地元大島の熱い期待を担って長崎大島醸造株式会社の「火入式」が行われ焼酎造りがスタートしました。 大島町内の約70%は第二兼業農家です。その内約60%の農地が荒廃化しており、この農地を再活用し農業振興につなげていくことが、町行政に急務の一つでした。大島の土地柄に適し、兼業農家にも取り組みやすいさつま芋造りに注目が集まり、そのさつま芋を利用し商品化する事業として「焼酎づくり」が始まったのです。大島町と大島造船所を中心に農協や漁協、酒造会社、酒小売店が出資する第三セクターのよる民間主導型の酒造会社は全国でも例をみないものです。年間生産石数2,500石の芋焼酎と麦焼酎の二本だての製品づくりを行う蔵元です。 |
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温暖な気候と恵まれた地形に育まれた良質のさつま芋「紅あずま」。焼き芋として用いられる紅あずまは糖分を多く含む甘味のある芋です。価格は通常の焼酎用の芋の2倍にもなります。この芋で長崎県で唯一の芋焼酎を造っています。焼酎づくりには澱粉質が多くないので、酒量はわずかであり効率は悪くなるのですが、そこには大島特産の芋を使って旨い芋焼酎を造りたいとの町をあげての強い想いがあるのです。
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長崎大島醸造では「地元の農業振興」そして「美味しい食材の提供」をモットーに、焼酎の製造・販売以外にも様々な取組みを行っています。 ①ビール事業部 地ビールの製造・販売を行う。本物を味わえる瞬間を多くの人に伝えたいと熱い情熱から誕生したビ−ル「エレファントブロイ」。原材料にこだわり最新の技術を駆使しての仕込み、発酵・熟成までの期間を醸造会社ならではの厳しい管理の下で造られます。 ②バイオ農業事業部 大島の完熟トマトの栽培・販売を行う。大島の完熟トマトは糖度が従来のトマトの3〜4倍でビタミンCが豊富。その品質の良さから全国的にもトマトのトップブランドとして成長しました。 ③健康食品事業部 健康食品の製造・販売を行う。「さんざしジュース」「黒ごまにんにく」等。
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TEL: |
0959-34-5678 |
FAX: |
0959-34-3179 |
【長崎大島醸造までの道のり】
住所 |
〒857-2402 |
長崎県西海市大島町830番地 |
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車で行く場合・・・ 長崎自動車道を佐世保方面に。 大島大橋までの所要時間 福岡市内(高速経由)・・・約2時45分 長崎空港から・・・約1時間15分 高速艇で行く場合・・・ 大島、馬込港までの所要時間 佐世保から・・・20分 |
【お蔵訪問するその前に・・・】 お蔵訪問トピックス |
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長崎県西彼杵半島から4kmの海上に浮かぶ大島。平成11年11月11日に開通した全長1,095mの大島大橋の完成により、西彼杵半島と一つになりました。大島に近づくにつれて、大島造船所の巨大なクレーンが目の前に迫って来ます。高い技術力を持つ最新鋭の大型造船所です。 大島は江戸時代の初期に人々が移り住んだと伝えられています。木村蕃の領地だった時代から島内には多くの放牧場が作られました。 |
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