お蔵探訪記
久米仙酒造株式会社

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住宅地の中の蔵元

沖縄の県庁所在地、那覇市にある久米仙酒造は創業1952年、年間9,000石を生産する蔵元です。那覇空港から近い、住宅地の中にある久米仙酒造。大きな看板が目印です。
代表銘柄『久米仙』は那覇を中心とした沖縄本島南部で、大きなシェアを占めています。沖縄には大小47の蔵元がありますが、一般的にそれぞれの地元で造られる泡盛が一番シェアが高いと言われています。年間を通じて観光客が多い那覇で、代表銘柄『久米仙』を柱として邁進している久米仙酒造です。

久米仙酒造商品ラインナップ看板
モンゴルの工場
1994年、久米仙酒造は新たにモンゴルに工場を建設しました。モンゴルに決めた要因は、原料となる米が良質であったことです。その米は無農薬のジャポニカ米(※)。泡盛のタイ米の品種はインディカ米であるのとは異なります。
また、工場内は泡盛が造り易い環境に設備を整え、温度管理をしています。工場設立翌年の1995年には内モンゴル産泡盛「響天(きょうてん)」を発売しました。現地発売用に生産しています。

※ ジャポニカ米・・世界のお米はジャポニカ米とインディカ米の2種類に大別されます。ジャポニカ米は日本、中国の東北部と朝鮮半島で広く食べられているものです。インディカ米は、世界のお米総生産量のおよそ90%を占め、アジア各地、ヨーロッパ、アメリカ等で主流となっています。

モンゴルの工場
焼酎と泡盛の違い
酒税法で言う焼酎とは、単式蒸留器によって蒸留されたものを指します。ですから、泡盛は焼酎の中の一種と言えますが、焼酎とは仕込みの製法が違います。
焼酎→麹に水と酵母を加えて一次仕込みをして、さらに主原料を加えて二次仕込みをする。
泡盛→黒麹だけを使い、それを一気に仕込む(全麹仕込み)
また伝来のルーツが違います。泡盛は、日本に本格焼酎が伝わるより以前にタイから伝わり、島内で発達していきました。
本格焼酎は一つのライバルだという見方も沖縄の蔵元の中にはあります。「泡盛」をより一層PRしていきたいというのが、蔵元の共通した想いです。

減圧蒸留器
パッと目をひく久米仙ラベル
『久米仙25度紅型』のボトルは、原色の黄色地に赤、青の配色。パっと目をひく鮮やかな色です。沖縄の太陽や海を表現しているとのことです。
ところでスーパーの売場、居酒屋のディスプレイ棚等泡盛がずらりと並んでいるところで気付くのは、泡盛のラベルは全体的に派手なものが多いこと!いくつか理由があるようです。
① 地元の人が見慣れているのは地味なものではなく、原色を多用した派手なものであること。
確かに、伝統の琉球衣装や建物は色鮮やかなものが多いものです。
②「自社の泡盛が一番精神」。沖縄県内には47社もの泡盛蔵元があります。そうした中で、目立つようにするために、派手なデザインを採用する。
「目立とう目立とう精神」でその場に置かれているのだという説。
とにもかくにも沖縄独特の風土や文化が、本土の本格焼酎とは一風違ったものに仕立てているようです。

久米仙紅
アクセスマップ
久米仙酒造へはこちら
●お蔵見学できます

【住所】〒902-0074
沖縄県那覇市字仲井真155番地
【TEL】098-832-3133

●久米仙酒造までの道のり
那覇空港より車で20分、国場十字路近く
●お蔵訪問する前に
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。 お蔵訪問トピックス

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