|
|
背が高く、また大きな手をお持ちの比嘉専務。この大きな手から、「ザンパ」蔵元の泡盛が生み出されます。 | ||
比嘉 健代表取締役社長のご子息にあたる、比嘉兼作専務。今では製造ラインの中心的役割を担っています。 「始めは、蔵の掃除からスタートしました。造りには一切関わらせてもらえませんでした(笑)しかし、蔵の隅々まで掃除をすることにより、製造ラインや造りの流れを理解し、改良した方が良い点が徐々に見えてきたものでした。 現在の悩みとしては、造りに追われ、取引先のお客様の元に行く時間がなかなかとれないことです。しかし、今後は積極的にお客様の元に行き、顔の見える泡盛造りを目指したいと思います。」 | ||
自社のこだわりを教えて下さい。 | ||
泡盛市場でよく認知されている『残波』。次なる戦略を教えて下さい。 「『残波』はどちらかと言うと、泡盛初心者を想定して商品化しましたが、今後はミドルユーザー向け、ヘビーユーザー向けの、香りが強く、味が濃い商品も積極的に出していきたいと思います。そこで発売したのが『海の彩(いろ)』です。 また『残波古酒43度』においては、アルコール度数の強さが味に力強さ、そして旨みとコクを与えている商品なのですよ。」 | ||
「造りは1年中行うというのが我社のスタンスです。これは比嘉健代表取締役社長の方針です。1年中造りをすることによって、造りの勘が鈍ることがなく、自信を持って商品を送り出せるのです。 |