お蔵探訪記
有限会社 比嘉酒造

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比嘉 兼作(ひが けんさく)さん
有限会社 比嘉酒造 取締役専務
 

背が高く、また大きな手をお持ちの比嘉専務。この大きな手から、「ザンパ」蔵元の泡盛が生み出されます。

 
蔵の掃除からのスタート
比嘉 健代表取締役社長のご子息にあたる、比嘉兼作専務。今では製造ラインの中心的役割を担っています。
「始めは、蔵の掃除からスタートしました。造りには一切関わらせてもらえませんでした(笑)しかし、蔵の隅々まで掃除をすることにより、製造ラインや造りの流れを理解し、改良した方が良い点が徐々に見えてきたものでした。
現在の悩みとしては、造りに追われ、取引先のお客様の元に行く時間がなかなかとれないことです。しかし、今後は積極的にお客様の元に行き、顔の見える泡盛造りを目指したいと思います。」



有限会社比嘉酒造 比嘉兼作専務
「ヒミツ」がこだわり
 

自社のこだわりを教えて下さい。
「蔵の設備、及び製法についての一部を「ヒミツ」で通していることです。当社のこだわりの製法を守っていきたいためです。
また機械いじりが好きなこともあり、メーカーから納入した製造機械をそのまま使うということはしません。自分達で、設備にも工夫を凝らしています。」
非常に研究熱心なのですね!

比嘉周平常務と比嘉兼作専務
ヘビーユーザー向けにも
 泡盛市場でよく認知されている『残波』。次なる戦略を教えて下さい
「『残波』はどちらかと言うと、泡盛初心者を想定して商品化しましたが、今後はミドルユーザー向け、ヘビーユーザー向けの、香りが強く、味が濃い商品も積極的に出していきたいと思います。そこで発売したのが『海の彩(いろ)』です。
また『残波古酒43度』においては、アルコール度数の強さが味に力強さ、そして旨みとコクを与えている商品なのですよ。」

タンク
これからに向けて
 

「造りは1年中行うというのが我社のスタンスです。これは比嘉健代表取締役社長の方針です。1年中造りをすることによって、造りの勘が鈍ることがなく、自信を持って商品を送り出せるのです。
現在の工場が手狭になったため、別の場所に工場を設けることを検討中です。沖縄県内向けはもちろん、県外の方々に向けても当社の泡盛を広めていきたいと思います。」


甕が並ぶ工場内
                                                    

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