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「藤居酒造さんってこのへんですか?」 |
次に案内して頂いたのは、北町工場。南町工場増設の際に、北町工場で行っていた製造作業も南町工場へと移転され、現在は、樽貯蔵庫となっています。樽の甘い香りが辺り一面に漂い、ひんやりと涼しい部屋の中、その旅立ちを待っている焼酎。出荷される前のものを見る事が出来るなんて役得と思うのは私だけでしょうか。 最近、長期貯蔵について色々なタイプがありますが、その二本柱と言っていのが「樽貯蔵」と「甕貯蔵」。 藤居酒造では、その二つについてレギュラー焼酎とは別に商品展開をしている。「樽の良い味が焼酎にうつるんですよ。甕についても、非常にまろやかな焼酎になるんです。」とおっしゃるのは、営業の長野課長。(今回は色々と案内して頂きお世話になりました。)樽の他には、清酒造りをしていた時の道具が並べられており、いずれは、それらを見学出来るようにしていくのだそうです。楽しみですね。 |
藤居酒造では、「国際オーガニック認証」「ISO14001認証」を取得されており、環境問題には会社一丸となって取組んでいらっしゃいます。消費者の「食」に対する関心がますます強くなる中、モノを造るメーカーとして真摯に取組むその心は、製品の味となって現れているのではないでしょうか。
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お忙しいなか取材に応じてくださった藤居酒造の皆様方、ありがとうございました。 |
2003年5月9日
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焼酎紀行取材チーム
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