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久家本店(くげほんてん)は、九州の東海岸に位置し、臼杵石仏、活魚料理、醸造の町として知られる大分県臼杵市に、万延元年(1860年)稲葉藩主より醸造蔵(酒蔵)を譲り受け、清酒を醸造、創業しました。 |
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九六位山(くろくいさん)より臼杵の田園地帯に豊かに流れる清流末広川。その河口から最初の堰(井手)のほとりに久家本店が位置するので「一の井手」と命名されました。 「月花に酌まばや酒は一の井手」 これは、三代目久家常蔵氏が詠んだ詩歌です。秋は月(もみじ)を仰ぎ、春は花(桜)を眺めつつ四季折々酌み交わす酒はやはり一の井手である、という意味です。 |
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大分県の酒類業者が他県と少し違う点は、兼業者が多く、元々は清酒蔵だったところが多いことです。久家本店も兼業で焼酎と清酒を造っています。清酒で培われた決め細やかな造りが、焼酎造りにも活かされています。 麦と麦麹を原料として麦100%の大分の麦焼酎は、クセの無いマイルドな味わいで添加物のない純粋な味わいは多くの方に愛されています。 |
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平成15年熊本県国税局酒類鑑評会、焼酎の部では、175蔵元・627商品中、82蔵元・86商品が優等賞として表彰されました。(対象エリア:熊本・大分・宮崎・鹿児島)そして久家本店は、麦焼酎「石仏」が受賞を果たし、受賞代表として表彰を受けました。(表彰されたのは8蔵元。)また、清酒の部においても「一の井手」が受賞を果たし、焼酎・清酒共にW受賞しました。「快挙です。たいへん喜ばしいことです。」と、久家本店の赤嶺常務は言います。 | |
歴史的なたたずまいを残す城下町・臼杵市中心部の旧久家本店(本社跡)に「臼杵らしさ」にこだわったアンテナショップ「満寿屋(ますや)」が平成13年9月に開店しました。久家本店の屋号「桝屋(ますや)」から命名されたそうです。商品の種類や味をよく知ってもらうため、久家本店製造の焼酎と日本酒が展示され、試飲及び商品を購入することが出来ます。 | |
大分県を代表する文化遺産国宝「臼杵石仏」。平安時代から鎌倉時代にかけて彫られたといわれています。県内には数多くの石仏がありますが、臼杵石仏はその規模の壮大さ、気品ある風格で芸術的に高い評価を受け平成7年には国宝に認定されています。 |
●お蔵見学できます | ||
事前に電話予約が必要。
【TEL】0972-63-8000 【FAX】0972-63-8022 【住所】〒875-0023 大分県臼杵市江無田382番地 |
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●久家本店までの道のり | ||
臼杵I.Cを降りて車で10分。 | ||
●お蔵訪問する前に | ||
お蔵訪問のための基礎知識を学びましょう。
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