九州自動車道から長崎自動車道を経て西九州自動車道を走ること約1時間30分、波佐見有田ICを降りると宗政酒造株式会社に辿り着きました。訪問したのは3月31日。自然に囲まれたところで、車窓からは満開の桜が私たちの目を楽しませてくれました。
観光酒蔵として展開中の宗政酒造では、展示コーナーや試飲ホールなど、趣向を凝らした様々な施設が見学客を楽しませてくれます。お客様と直に接することで消費者の生の声を聞くことができ、それが焼酎造りにフィードバックされているのだと思いました。
取材の後和田部長に、隣接する有田ポーセリンパークを案内していただき、ガーデンハウスで昼食を食べました。バイキング形式で数十種類の料理が用意されていました。どの料理も素材の味が生きていておいしく、あっという間に食べてしまいました。ガーデンハウスでは、「のんのこ」を飲むことも出来るそうです。

お話を伺った製造部長の和田様、営業部長の山﨑様、そして杜氏の大古場様。それぞれに役割は違っても、焼酎造りに対する情熱の深さ、「お客様に喜んでいただけるような焼酎を造り続けたい」という想いは一つになっていると感じました。
和田部長の「当社の焼酎を飲んでいただくことで全国の方に佐賀の良さを伝えていきたい」という言葉がとても印象的でした。