●お蔵に訪問しようと思ったら
焼酎入門
焼酎一般の話
国境の島、与那国島だけで醸造を許された銘酒「花酒」
ブレンダーとは
焼酎の原料は天然物。その年の天候や土壌のコンディションによって原料の出来は左右されます。
ですが、同じ銘柄であれば、私達の手元には常に一定の酒質の商品が届きます。これはどういう事でしょう?
ここで、ブレンダーという役割が必要になってきます。
蒸溜後、貯蔵された焼酎の原酒は、実はそのままでは商品になりません。
蔵で造っている樽・タンクごとにできた原酒を、銘柄にふさわしい風味にブレンドしていき、それに割水を加え度数を調整する事で完成となります。
長期貯蔵酒の魅力
現在、市場には多くの焼酎が出回っています。そのような中、何か特別なものを、ちょっといいものを!と言う時におすすめしたいのが長期貯蔵の焼酎。箱入の商品もあり、贈答用にも最適でしょう。
各蔵元からは製法にこだわった様々なタイプの焼酎が出されています。
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焼酎の保存
焼酎の良さの一つに、保存方法(保管方法)が簡単であることが挙げられます。
ウイスキーやブランデーと同じ蒸留酒である焼酎は保存において、それほど神経質になる必要はありません。対して清酒、ワインなどの醸造酒は、保存方法に注意を払わなければ、色が変わってしまったり、味が悪くなってしまいます。
とはいえ、焼酎においてもいくつかの保存のポイントがあります。正しく保存し、常に美味しい焼酎を飲みたいものですね!
〜本格焼酎、保存のポイント〜
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焼酎ラベル
焼酎ラベルは焼酎の履歴書の役割を果たすもの!
どの焼酎にも下記のようなラベルが必ず貼られています。
(下記は、福岡県、喜多屋の麦焼酎「長期熟成 与作」のラベル)
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二つの焼酎(甲と乙)
■焼酎の甲類と乙類とはどう違うのですか
酒税法により、焼酎は蒸留機の種類により連続式蒸留焼酎(甲類)と単式蒸留焼酎(乙類)に分けられています。
(※)甲類とは連続式蒸留機で蒸留したもの。 乙類は単式蒸留機で蒸留したもの、アルコール分は45度以下のものを呼びます。 そのアルコール度数を超えるとスピリッツ類か原料用アルコールという別な酒に分類されます。
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きき酒(2)
きき酒を極めよう!
きき酒の仕方をマスターしたら、各原料の焼酎の特徴を掴んでみましょう!!
(きき酒の仕方はこちら)
様々な原料があり、味のバリエーションが豊富なことが焼酎の良さの一つに挙げられます。数ある酒類の中で原料の制約が比較的にないお酒です(※)。
それぞれの原料の「香り」と「味わい」、両方をお楽しみ下さい。
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杜氏とは
ほとんどの蔵元では、「杜氏(とうじ)」と呼ばれる酒造りのエキスパート、また「蔵子」や「蔵人」によって焼酎造りがされています。
酒造りを行う人たちを「蔵子」又は「蔵人」と言い、その上に立つ最高責任者を「杜氏」と呼びます。
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きき酒(1)
焼酎の味を吟味する「きき酒」。しかし、単に味を見るだけではありません。色、香り、そして飲んだ後の後味(余韻)まで全てを感じ取ることが大切です。
とはいえ、難しく感じる必要はありません。焼酎一つ一つが持っている特徴を、きき酒によって掴んでみましょう!
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