毎年、11月の第3木曜日と言えば、ワイン好き、お祭り好きにはたまらない一大イベント、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日です!
気になる今年のヌーヴォーの出来はどうだったのでしょう??
天候面では、暑さと強い日照りによりぶどうの成熟がよく進み、7月末の時点で2015年の日照時間は例年を200時間上回りました。
また、8月は初旬に雨が降ったおかげでぶどう樹は水分を得て呼吸する事ができました。
収穫量の面では2014年を20~30%ほど下回っているという事。
しかし、ぶどうの品質はとても良く、偉大な年である2009、2011を思い起させる出来との事です。
さて、あと2日でいよいよヌーヴォーの解禁日です!
ヌーヴォーはあまりクセもありませんので、赤ワインが苦手な方でも楽しめると思いますよ。
美味しいチーズやパテなど用意して、気軽にワインを楽しみましょう!
===ボジョレーヌーヴォーとは?===
もともと生産者がその年のぶどうの出来を確かめるのと、収穫祭を兼ねてボジョレー地区で楽しまれていた「地酒」のようなものでしたが、時を経るにつれて世界中に広がりました。
ボジョレー・ヌーヴォーは、「マセラシオン・カルボニック」という醸造法をしています。
通常のワインは、ぶどうを種ごと破砕して発酵させますが、ヌーヴォーはぶどうをそのままタンクの中に入れていきます。すると、下の方のぶどうが重みでつぶれていき自然に発酵が始まるようになります。
この製法で造られたワインは渋みがなくフレッシュな味わいをしています。飲む前に1時間ほど冷蔵庫で冷やすとより楽しめます。
また、ヌーヴォーは寝かすタイプのワインでは無いため、ご購入後は早めに飲むようにしましょう。